安否確認が進化
2025-08-07 11:58:14

トヨクモの安否確認サービスがサミットで導入され、安心の多言語体制が実現

トヨクモの安否確認サービスがサミットで正式導入



東京・品川に本社を置くトヨクモ株式会社が提供する安否確認システム「安否確認サービス2」が、サミット株式会社に導入され、注目を集めています。災害時の安否確認や情報共有が多言語で行えるこのサービスは、特に多様な背景を持つ従業員が多いサミットにとって大きな強みとなるでしょう。

導入の背景と課題



サミットは、2015年に事業継続計画(BCP)を策定しました。しかし、その後の訓練を通じて、BCPの実用性を見直す必要性を感じていました。また、従業員数が18,000人を超える中で、災害時に迅速に連絡を取る手段がかつての電話依存から脱却する必要があるという認識が高まりました。特に、深夜に自然災害が発生した際の連絡手段として電話は不十分で、全従業員が使いやすい共通手段が急務とされました。

導入の決め手



サミットが「安否確認サービス2」の導入を決めた理由は、直感的な操作性と災害時に安定して稼働するサーバーの堅牢性でした。何よりも、災害時に冷静さを保つことが難しい状況下でも、シンプルで迷わず操作できる設計が求められる中、実際に行われた一斉訓練でもその高い安定性が示されました。また、特筆すべきは多言語対応機能です。スーパーマーケット業界では、外国人研修生が増えている中で、ベトナム語などを含む多言語での安否確認が可能なことは、従業員の安全を守るための重要なポイントとなりました。

今後の活用と期待される効果



サミットでは、「安否確認サービス2」を導入することにより、全従業員の安否を迅速に把握できる体制を整備することを目指しています。このサービスにより、日本語・英語・ベトナム語が併記された安否確認フォームが実現し、異なる言語を話す従業員にも情報がアクセス可能になります。これにより、多様な従業員が安全に働ける環境を提供する期待が高まっています。

サミット株式会社のコメント



サミットの総務部お客様サービス室の阿部知行様は、「以前の安否確認システムは、ユーザーごとにメールアドレスを必要とし、1万人を超える従業員へ導入するのが難しかった」と語ります。しかし、現在ではメールアドレスなしでも利用できるアプリが登場し、導入が容易になったため、このサービスを選択することができました。今後は、多様なルーツを持つ従業員に対しても、災害時に必要な情報を確実に届ける体制を整えたいと考えていると思います。

安否確認サービス2の特長



「安否確認サービス2」は、4,000社以上の企業に導入されている法人向けの安否確認システムです。このサービスは、単なる安否確認機能だけでなく、対策指示や情報共有が可能な掲示板やメッセージ機能も兼ね備えています。災害後の早期事業復旧に向け、企業としての存続と従業員の生活基盤を守るため、強力な支援を提供します。

詳細や導入事例については、トヨクモの公式ウェブサイトをご覧ください。

企業情報



  • - サミット株式会社
- 設立:1963年7月
- 代表者:服部 哲也
- 事業内容:スーパーマーケットチェーン
- URL: サミット公式サイト

  • - トヨクモ株式会社
- 設立:2010年8月
- 代表者:山本 裕次
- 事業内容:クラウドサービスの開発・提供
- URL: トヨクモ公式サイト


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