新たな学びの場
2025-11-05 09:21:26

愛知学院大学の新しい歯学部キャンパスがなごやグッドグリーン賞を受賞

新たに生まれた愛知学院大学の魅力的な拠点



愛知県名古屋市に位置する愛知学院大学末盛キャンパス。2023年の8月に完成した歯学部臨床教育研究棟は、周辺環境との調和を図り、地域住民に開かれた空間を提供する新たな学びの場です。この度、なごやグッドグリーン賞を受賞し、そのデザインと理念が高く評価されました。

目指す教育と地域との融合


この新施設は、ただの教育機関ではなく、地域社会と連携した学びの拠点です。教室や研究室は、外部環境とのつながりを大切に設計されており、地域住民が利用することができる「丘状の広場」が整備されています。ここは、学生だけでなく、地域の方々が憩える場所としても親しまれているのです。

設計コンセプトのこだわり


このプロジェクトは、従来の校舎の老朽化に伴う建て替えを契機として始まりました。設計者である久米設計は、教育と医療の融合を意識し、質の高い臨床教育と研究を実施できる環境を整えています。特に「ラーニングステップ」と名付けられた学び合う空間は、学生同士の交流を促し、知識の共有を図る場所として重要です。

さらに、丘状の広場は自然を感じさせるデザインで、訪れる人々に安らぎを与えます。山を登るように設計されたその空間は、2階の建物へのアクセスを容易にし、立体的なつながりを育むプレイスメーカーとして機能しています。

受賞歴とその意義


なごやグッドグリーン賞は、都市環境の改善や都市景観への貢献を評価するものであり、愛知学院大学の新設キャンパスはその審査基準にも則ったプロジェクトです。この賞の受賞は、地域の皆さまと共に成し遂げた成果であり、設計者や関係者の努力の結晶であることを示しています。

プロジェクトの背景と展望


愛知学院大学の歯学部臨床教育研究棟は、同じく提携する附属病院との連携を強化し、学生たちがより充実した教育を受けられるように構築されました。緑豊かな環境と機能的な施設が融合することで、ここが新たな歯科医療の教育の拠点となることが期待されています。

本施設を通じて、名古屋地域における歯学医療の発展と地域との密接なつながりが育まれることを願っています。愛知学院大学のこれからの目標は、地域住民とともに進化し続けることです。

建築概要


  • - 名称: 愛知学院大学末盛キャンパス歯学部臨床教育研究棟
  • - 所在地: 愛知県名古屋市千種区末盛通2-11
  • - 設計者: 久米設計
  • - 施工者: 熊谷組
  • - 延床面積: 8,898.74㎡
  • - 階数: 地上6階地下1階
  • - 構造: SRC/S
  • - 竣工: 2023年8月

市民が集い、学び合う新たなスペースとして、末盛キャンパスは多くの人々に愛される場となることでしょう。今後の発展から目が離せません。


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