西尾市の新施設
2025-12-22 13:43:23

愛知県西尾市に高効率のごみ処理施設が誕生!

愛知県西尾市に新たなごみ処理施設が誕生します



2025年12月22日、愛知県西尾市において新しい「広域ごみ処理施設」の整備と運営をJFEエンジニアリング株式会社が受注致しました。このプロジェクトは西尾市、岡崎市、幸田町と協力しながら進められており、地域全体のごみ処理能力を向上させることを目的としています。

プロジェクトの概要



この事業では、西尾市のクリーンセンターに新たにストーカ式の焼却炉を二基(133トン/日×2炉)設置する計画です。これにより集約的なごみ処理を実現し、より効果的な廃棄物マネジメントを果たします。JFЕエンジニアリングは、設計・施工から約19年9ヵ月に渡る運営業務までを一括して請け負うDBO方式を採用しています。

高効率な焼却施設



新設される焼却施設は、超高温高圧ボイラーを使用しており、一般廃棄物の処理施設としては国内最高水準の高効率な発電が可能です。これによりエネルギーの有効活用が図られ、環境への負担も軽減されます。

焼却炉には、同社特有の「高温空気燃焼技術」をさらに進化させた「対向流燃焼方式」が採用されます。加えて、完全自動運転システム「BRA-ING®」が導入されることにより、さまざまなごみ質や量への適応力が向上し、安定した燃焼と高い発電出力が期待されます。

安全性を重視した技術



施設には、AI煙検知システム「Smoke AI®」などの最新の火災対策技術も導入されます。また、横浜本社にある「グローバルリモートセンター」からの遠隔監視によって、より安全かつ高品質な施設の運営が可能になります。

循環型社会の実現に向けて



本施設で発生する焼却主灰については、関連する9社と連携し、すべてを資源化することで最終処分量を減少させ、循環型社会の形成に貢献します。

未来に向けた取り組み



JFEエンジニアリングは、廃棄物発電プラントのリーディングカンパニーとして、廃棄物の有効活用を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成を目指し、社会課題の解決に向けた最適な技術を提供し続けます。新たなごみ処理施設の整備は、地域社会に必要不可欠なインフラとなり、今後の持続可能な発展に寄与することでしょう。

事業概要


この事業の発注者は西尾市、受注者はJFEエンジニアリングを中心とした多くの企業が参加したチームです。受注金額は501億1160万円で、設計・建設期間は2025年から2030年までを予定しています。運営は2030年から2050年まで行われることになっています。

現在、さらなる詳細については、JFEエンジニアリング株式会社の総務部広報室までお問い合わせ下さい。


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