ジェイテクトが「Kairos3」で営業活動を進化
愛知県刈谷市に本社を置く株式会社ジェイテクトは、営業活動の革新を目指してカイロスマーケティング株式会社が提供するデータ分析ツール「Kairos3」を導入しました。この一体型ツールは、マーケティングと営業活動のデータを集約し、効率的な商談管理をサポートします。では、どのようにしてジェイテクトがこのツールを活用し、成功を収めたのか、そのBACKGROUNDからBRINGSまでを詳しく見ていきましょう。
導入の背景
ジェイテクトは、中期経営計画に沿って社内のグループ会社間での「クロスセールス」に取り組むことを決定。しかし、導入初期の段階では、Excelを用いた商談管理が問題を引き起こしていました。具体的には、以下のような課題がありました:
- - 会社名の表記ゆれやファイル破損が発生し、データの正確な集計が困難に。
- - Excelではリアルタイムな活動状況の把握ができず、顧客対応の遅れが生じる。
こうした問題を解決するため、ジェイテクトはSFAツールを導入して商談管理を強化することを決定しました。他部門での導入実績もあり、デモを通じて具体的な利用イメージを確立した結果、「Kairos3」を選定しました。
導入の成果
「Kairos3」を導入後、ジェイテクトは営業プロセスの整備に成功し、わずか4年間で1,200件の商談を創出。そのうち240件が受注に至りました。このツールを用いることによって商談の進捗状況を可視化し、データの精度も向上。これにより、グループ会社間での情報伝達の漏れや誤解も大幅に減少しました。
さらに重要なのは、クロスセールス活動が組織全体に浸透し、社内における新たな文化の構築に寄与した点です。今やジェイテクトは「Kairos3」を活用してビジネスの幅を広げており、この導入事例は企業におけるデータ活用の新たなモデルケースと言えるでしょう。
Kairos3とは
「Kairos3」は、“次の一手”がデータでわかるMA(マーケティングオートメーション)とSFA(営業支援システム)を融合した一体型ツールです。このツールは、見込み客の獲得から営業活動の管理、さらにはクロージングまでをサポートします。直接的な機能は、マーケティング活動と営業部門間を横断的に結びつけ、よりインテリジェントなデータ利用を可能にしています。高度な専門知識がなくても使える設計により、データに基づいた迅速な意思決定をサポートし、企業の売上向上につなげています。
詳しくは公式サイトをご覧ください:
Kairos3 公式サイト
企業概要
カイロスマーケティングは「マーケティングを、もっと身近に。」をモットーに、様々な企業がデータを活用して営業を行える社会の実現を目指します。2012年に設立され、所在地は東京都渋谷区神宮前に位置します。多くの企業に向けたマーケティング・営業の実行方法を教えるメディア「マケフリ」を運営し、「ものづくり大国ニッポン」のさらなる発展にも寄与しています。詳細は
カイロスマーケティング公式サイトをチェックしてみてください。