東三河スタートアップアワード2024、盛況に終了
2025年2月6日、愛知県のemCAMPUS STUDIOにて、「東三河スタートアップアワード2024」が開催されました。このアワードは、地域のスタートアップの成長に寄与し、エコシステムを形成することを目的としています。
表彰式の様子
ここでは、起業家や事業会社、自治体の関係者が一堂に会し、受賞者の活動や今後のビジョンについて意見が交わされました。当日は多くの期待と熱気が溢れ、地域の未来を感じさせるイベントとなりました。
東三河スタートアップアワードの概要
新設されたこのアワードでは、以下の4つの賞が設けられました。
1.
東三河スタートアップ大賞
2.
東三河スタートアップ奨励賞
3.
東三河スタートアップ共創賞
4.
エコシステム形成支援感謝状
2024年10月から11月にかけ、地域の関係者から39件の応募があり、その中から特に優れた成果を挙げた団体が選出されました。審査基準は、資金調達や社会実装、産業振興への貢献度など、多岐にわたります。
受賞結果
東三河スタートアップ大賞
受賞企業:株式会社スペース
代表の村井美映さんは、資金調達と社会実装の実績が評価され、特に2024年の物流問題に対する取り組みが注目されました。受賞コメントでは、地域からのサポートに感謝し、今後も挑戦を続ける意思が伝えられました。
東三河スタートアップ奨励賞
受賞企業:合同会社サイナルジ
広瀬侑代表は、特許技術を活用した低コストの大量生産システムを確立したことが評価されています。豊橋技術科学大学発のベンチャーであり、今後の支援を求める声がありました。
東三河スタートアップ共創賞
受賞プロジェクト:ミライ菜園 × 豊橋農業協同組合
農業リスクを下げるアプリを共創したこのプロジェクトは、地域の農業振興に寄与しています。両者からは感謝の意と、今後のさらなる発展に向けた決意が表明されました。
エコシステム形成支援感謝状
この賞は、地域のスタートアップ支援に貢献した個人や団体に贈られ、トヨコンや蒲郡商工会議所、株式会社Liremなどが受賞しました。
地域の未来を牽引するスタートアップ
東三河スタートアップ推進協議会は、今後もスタートアップと既存企業の連携を強化し、地域全体の活性化を目指しています。受賞者たちの活躍が、今後の地域の成長につながることを期待しています。
まとめ
東三河地域では、魅力的なスタートアップが数多く存在し、彼らの取り組みが地域経済を支えています。今後もこのアワードを通じて、地域のスタートアップが更なる成長を遂げることを願っています。