カップ&ソーサー展
2025-04-28 10:59:31

横山美術館で開催、至福のひとときカップ&ソーサー展の魅力

横山美術館の特別企画展「至福のひとときカップ&ソーサー展」



2025年4月29日から8月31日まで、愛知・名古屋の横山美術館で、特別企画展「至福のひとときカップ&ソーサー展」が開催されます。この展示では、さまざまなデザインや技術を駆使した日本製のカップ&ソーサーが一堂に集められ、その歴史的背景や文化的意義を探ることができます。

展示の魅力とカップ&ソーサーの変遷



コーヒーや紅茶、さらにはチョコレート飲料の文化は、西洋に渡り独自の発展を遂げました。飲み物文化としてのカップ&ソーサーの変遷は、日本の伝統と西洋流儀の融合を象徴しています。初めてハンドルがついたことで、カップは社交の象徴へと進化しました。これらの器は、サロンや食卓に華やかさを添え、社交の場でも重要な役割を果たしてきたのです。

展示される作品は、いずれも歴史的な価値が高く、明治時代のカップ&ソーサーを中心に真価を発揮しています。そのため観覧者は、まるで時間旅行をしているかのように、当時の生活様式や文化を感じ取ることができるでしょう。

展示作品のラインナップ



展示されるカップ&ソーサーは多岐にわたります。たとえば、久富与次兵衛昌保が制作した染付菊鶉図のティーボウルや、幹山伝七の上絵草花図コーヒーカップ、オールドノリタケの豪華なジュール金盛薔薇図ティーカップなど、精妙なデザインが目を引きます。

また、産地や製作背景を考慮した作品の解説も充実しており、訪れる人々はそれぞれの作品が持つストーリーを知ることができます。たとえば、オールドノリタケは明治から昭和にかけての陶芸の名門として知られ、その作品は今も多くの人々に愛されています。各作品の技法やデザイン、さらにはその背後にある職人の情熱を感じながら、観覧することができます。

文化イベントとギャラリートーク



また、本企画展に関連したイベントも開催されます。特に注目したいのが、5月11日(日)開催の「名古屋のコーヒー文化とおいしいコーヒーの淹れ方」という講演会です。名古屋のコーヒー界のパイオニア、松屋コーヒーの松下会長が登壇し、コーヒーにまつわる知識を深める貴重な機会となります。

さらに、展示室内で行われるギャラリートークでは、学芸員が作品解説を行います。これにより、作品への理解をさらに深めるチャンスが得られます。事前申込は不要で、どなたでも気軽に参加可能です。

訪問情報



横山美術館へのアクセスは、名古屋市の中心部からも利便性が高いです。具体的には、会期中は火曜日から日曜日の10:00から17:00まで開館し、月曜日は休館日ですが祝日の場合は開館します。また、入館料も手頃な設定になっており、大人から子供まで幅広い年齢層の方に楽しんでいただけます。

この機会に、横山美術館で「至福のひとときカップ&ソーサー展」を訪れ、カップ&ソーサーがもたらす美しい世界を体験してみてください。陶器の背後にある文化、歴史、そして職人の情熱が、あなたの心に響くことでしょう。


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