名古屋でひとり情シス大学1日コースが初開催
2025年2月、名古屋市にて「ひとり情シス大学1日コース」が新たに開催されます。この講座は、一般社団法人ひとり情シス協会と日本能率協会が共同で実施するものであり、ITに関するスキルが求められている中堅中小企業の情報システム担当者が対象です。
ひとり情シスとは?
「ひとり情シス」とは、一人で企業の情報システムを管理する担当者を指します。中小企業においては、特にこのような情シスが増加しており、実態調査によると100名から499名の企業の39.6%、20名から99名の企業の81.3%が情シス担当者が一人以下となっています。このような現状から、IT人材不足が深刻な課題として浮かび上がってきます。
開催の背景
新型コロナウイルスの影響で、リモートワークの促進やBCP対策が必要とされるようになり、多くの中小企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める必要に迫られています。特に、75.9%の中小企業において、IT担当者が他の業務と兼任しているため、業務が集中しスキル不足が顕著です。
このような状況から、日本能率協会は「DX推進のための人材育成」をテーマに掲げ、ひとり情シス大学の1日コースを開催することとなりました。受講者の88.5%が高い満足度を示しており、名古屋地区での初開催が期待されています。
講座の内容
この1日コースでは、実際のビジネスシーンに役立つ実践的な内容が提供されます。講師は、一般社団法人ひとり情シス協会の認定インストラクターが担当し、情シス経験19年の現役の担当者が学生と同じ目線で講座を進行します。
「ひとり情シス大学1日コース」では、以下のカリキュラムが組まれています:
1. ひとり情シスの仕事の範囲と実務
2. 必要な基礎知識(クラウド、セキュリティ、DX)
3. 経営層とのコミュニケーションやトラブルシューティングの実例
4. 製造業に特化した悩みや課題へのアプローチ
受講者は、215ページのテキストが提供され、講座後の復習がしやすい工夫もされているため、学んだ知識を実務に活かすことが可能です。
開催概要
- - 日時: 2025年2月7日(金)10:00〜17:00
- - 会場: AP名古屋(名古屋市中村区名駅4-10-25 名駅IMAIビル)
- - 受講料: 会員39,600円、一般44,000円
- - 講師: 増山大輔(製造業の現役ひとり情シス)
また、講座終了後にアンケートに回答いただいた方には、特製の『ひとり情シス列伝』という非売品の同人誌が配布されるという嬉しい特典もあります。
参加をおすすめしたい人たち
このコースは、現在の業務がIT業務の兼任である方や、初めて情シスを担当する方、情報収集をしたい方にとっても最適です。また、製造業での情シス経験が浅い方や、他の業務を兼任している方も多く参加しています。参加を検討中の方はこの機会を逃さないようにしましょう。
申し込み方法
興味のある方は、日本能率協会の公式サイトから申し込みが可能です。詳細な情報や参加申し込みは以下のリンクでご確認ください。
公式サイトはこちら
この機会に、ひとり情シス大学で新しい知識を身につけ、仕事の幅を広げてみませんか?