エアコン冷房開始時のモワッと臭に要注意！効果的なお手入れ方法とは？

エアコン冷房開始時のモワッと臭に要注意！

いよいよ夏本番。エアコンの冷房を使う季節がやってきましたが、皆さんのエアコンは準備万端でしょうか？今年も多くの方が、冷房を始めたときに感じる「モワッと臭」に驚いているようです。パナソニックの調査によると、74％の人が冷房開始時にこのニオイを感じた経験があるとのこと。今回は、その原因と対策をご紹介し、快適な夏を過ごすためのお手入れ方法を解説します。

エアコンの使用状況と「モワッと臭」

パナソニックの調査では、53％の方がすでにエアコンを使用しており、47％がまだ使用していないと答えています。しかし、今夏の試運転を行ったのは45％、55％の方はまだお試し運転をしていないことがわかりました。この試運転を怠ることで、内部に溜まったホコリやカビが悪化し、使用開始時に不快なニオイを放ってしまいます。

実際、エアコン内で湿気やホコリが結合すると、カビが生じやすくなり、結果的に「モワッと臭」という形で現れます。自宅のエアコンのカビ状況に関しても、26％がカビが生えていると認識しており、33％の人は「わからない」と回答しています。この季節にエアコンを使う際は、事前にしっかりとお手入れを行うことが求められます。

幼少期から続く「カビ恐怖症」

モワッと臭の原因はカビだけとは限りません。エアコンの中には、様々な種類の汚れが溜まっており、それらが腐敗するとイヤなニオイのもとになります。カビが好む条件として、温度20℃〜30℃、湿度70％以上が挙げられます。特に夏の間に冷房を使う際、エアコンの室内機内部で水分が蒸発しにくく、カビにとって絶好の繁殖環境となるのです。これが「モワッと臭」の発生を引き起こす大きな要因になります。

効果的なカビ対策とエアコンのお手入れ方法

エアコンのお手入れ方法としては、以下の手順が効果的です。

1. フィルターの清掃
エアコンフィルターは、定期的に清掃することが求められます。パナソニックの推奨では、2週間に1回が理想。フィルターが汚れると、エアコンの効率が低下し、無駄な電力を消費してしまうことがあります。
清掃しない場合の電力増加は、年間で数万円にも及ぶことがあるため、こまめに手入れを行いましょう。

2. 内部の乾燥
使用後は、エアコン内部の水分をしっかりと乾燥させることが重要です。特に、エアコンを利用した後は、送風運転を数時間行うことで内部が乾燥され、カビの発生を抑制できます。電気代がかからないため、日常的に取り入れてみてください。

3. 試運転の実施
再開時には試運転を行い、内部に持ち込まれたホコリやカビが吹き出さないようにしましょう。特に冷房チェックモードがある機種であれば、エアコンの正常な動作を確認するのに便利です。

もしカビを発見したらプロに相談を

エアコン内部にカビが広がっていた場合、自分で対処するのは危険です。誤った手入れ方法によってエアコンが故障する原因にもなりますので、こうした場合は専門のクリーニング業者に依頼するようにしましょう。

エアコンを使った快適な夏を

エアコンの「モワッと臭」を取り除くためには、普段の手入れが基本です。実際に使用する際は、意識的にお手入れを行うことで、夏を快適に過ごせるでしょう。快適な住環境で、熱中症対策も行いながら、上手にエアコンを活用していきましょう。

さらに詳しいエアコンのお手入れ方法やカビ対策については、パナソニックの公式サイトをチェックして、しっかりと知識を深めていくことをおすすめします。