高田教授が顧問に
2025-03-27 15:48:56

名古屋大学 高田教授が当社の技術顧問に就任し自動車技術革新へ

名古屋大学 高田教授が技術顧問に就任



当社は2024年4月1日より、名古屋大学の高田広章教授を技術顧問に招聘することを発表しました。高田教授は名古屋大学の大学院情報学研究科において、組込みシステム研究センターのセンター長を務めており、革新的な技術開発に関する豊富な経験を有しています。

高田教授の参加により、当社は経済産業省と国土交通省が策定した「モビリティDX戦略」を推進していく方針です。この戦略は、自動運転やMaaS(Mobility as a Service)を実現するための重要な取り組みとして注目されています。私たちは、「Open SDV Initiative」や「名古屋大学 大学院情報学研究科 附属組込みシステム研究センター クレスコSDV研究室」との強力な連携を通じて、次世代自動車関連技術の研究を一層加速させていきます。

モビリティDX戦略とは



モビリティDX戦略は、経済産業省と国土交通省が官民共同で進めているプロジェクトです。2023年に策定されたこの戦略は、自動車業界のデジタル変革を促進し、国際競争力を向上させることを目的としています。この取り組みにより、ソフトウェアを駆使した新しい自動車の形が期待されており、特に「Software Defined Vehicle(SDV)」という概念に注目が集まっています。SDVは車両が外部と通信し、ソフトウェアによって機能が拡張されることを特徴としており、販売後もさまざまなアップデートに対応可能です。

高田教授の専門性



高田広章教授は、リアルタイムOSや車載組み込みシステムなど、多岐にわたる分野で研究を行っています。特に、ダイナミックマップやリアルタイム性保証技術に関する知見は、自動運転技術の発展において非常に重要です。また、彼はオープンソースのリアルタイムOSを開発するTOPPERSプロジェクトを主宰しており、実用性と信頼性を搭載したシステムの開発に注力しています。

今後の展望



当社は、高田教授の指導のもとで、AIやセンシング技術の研究を進めることで、自動運転社会の実現に向けた具体的な一歩を踏み出していきます。また、名古屋大学とのさらなる協力を深めることで、日本の次世代自動車産業をリードし、業界や社会全体に貢献することを目指しています。これからの新たな技術革新に期待を寄せつつ、次世代自動車開発に取り組んでまいります。

私たちは、名古屋大学との連携を強化し、未来のモビリティ社会の実現に向けて全力を尽くしていく所存です。高田教授の加わった新たな体制で、さらなる進展を期待しています。


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