高校生に向けた特別キャリア授業のオンライン配信
2025年7月14日、ジンジブが主催する特別キャリア授業が通信制高校「一ツ葉高等学校 代々木キャンパス」で開催されました。このプログラムは高校生の就職支援を目的とし、株式会社スカイスクレイパーの社長・諸沢莉乃氏と、ジンジブの星野圭美取締役が登壇しました。授業は「17歳から考える、私のキャリア」をテーマに、自身の経験を交えた内容で進行されました。
特別キャリア授業の狙い
今回の授業は、少子化が影響し若手人材の企業への確保が課題となる中、高校生の就職活動がテーマでした。令和7年3月の高卒採用の求人倍率は4.10倍となり、ますますの売り手市場が続いています。そうした現状の中で、高校生たちは短期間での就職活動や企業情報の不足からミスマッチを懸念しているのが現実です。
授業では、各高校生が「キャリア」をどう捉えるかを考えるきっかけを与えました。特に、若くして社長に就任した諸沢氏の経験談は、参加者たちに強い印象を与えました。彼は15歳からアルバイトを始め、22歳で社長となった経歴を活かし、キャリアに対する心構えを伝えました。
授業の内容と流れ
特別授業は90分間、様々なトピックで進行しました。
- - 高校生活の振り返り:社長としての視点から見た高校時代の価値や経験を共有。
- - 社会での学びと挑戦:実際のビジネスシーンでの苦労や成長した点について話しました。
- - 若者のキャリア形成:高校生たちが将来自分がどのように社会に貢献したいのかを考える機会となりました。
- - 質疑応答:参加者からの質問に対して、具体的なアドバイスや体験談を交えた回答が行われました。
授業のフィードバック
授業終わりに、高校生一人ひとりが「私のキャリアとは何か」というテーマで発表しました。彼らの発表内容はそれぞれの将来の夢や価値観が反映されており、多様な意見が集まりました。特に、若い年齢での成功や、社会での人間関係構築の重要性に触れる声が多く聞かれました。
1年生の参加者は「諸沢社長の挑戦する姿勢に圧倒された」とし、自分も同じように明るい未来を描いていきたいと感じたと述べました。2年生は「結果を出すためには人間性も重要というメッセージがとても感銘を受けた」と語り、自身の成長に向けたモチベーションを感じた様子でした。
セミナー動画の配信について
授業での経験やトークセッションを収めた動画が、企業向けにオンライン配信されることが決まりました。このセミナーでは、高卒採用や若手人材の育成についての具体的なヒントも提供されます。興味がある企業の方は、ぜひ公式サイトでの確認をお勧めします。
セミナー申し込みはこちら
ジンジブのキャリア教育への取り組み
ジンジブは、進路決定前の高校生が自己理解を深め、社会について学ぶ機会を提供している企業です。「ジョブドラフトCareer」と呼ばれるプログラムを展開し、多くの高校と連携してキャリア教育を実施しています。理想のキャリア形成や就職活動をサポートすることで、若者の未来を豊かに築いていくことを目指しています。
今回の特別授業は、学生たちにとっても、企業側にとっても有意義な経験となったことでしょう。このような取り組みを通じて、未来の社会を支える若者たちの成長を支援していくことが求められています。