海を守るSDGs
2025-10-08 10:53:46

中部国際空港セントレアが進める海を守るSDGsプロジェクト

セントレアが取り組む海のクリーンアッププロジェクト



中部国際空港セントレアが「ゆたかな海を知ろう!セントレアの海クリーンアップ」という海浜清掃活動を行いました。このプロジェクトは、伊勢湾の恵みを守るための持続可能な取り組みの一環として、地域の漁業組合や関係者が協力して進めています。これは2022年から始まった活動で、今年で4回目となります。

今年の活動には、セントレアグループの社員やその家族、さらにはエコエアポート推進協議会のメンバー約140名が参加しました。クリーンアップ活動には、地元の鬼崎漁業協同組合が連携し、環境保全への強い意識が示されました。

参加者の思い


活動の開始前には、関係者の挨拶がありました。中部国際空港の副社長である櫻井氏は、「この活動を通じて海の大切さを学んでほしい」と参加者に呼びかけました。また、鬼崎漁業協同組合の平野参事は、「美しい海がゴミで困っている」とその現状を伝えました。常滑市の伊藤市長も、豊かな海を次世代に残していく必要性を強調しました。

挨拶を受けた参加者たちは、気持ちを一つにし、雨が降る中でもクリーンアップへ向かいました。清掃活動がスタートする頃には雨が止み、参加者が手にしたゴミ袋はすぐに満杯になりました。

清掃活動の進行


参加者は、清掃活動を通じて多くのゴミを回収しました。中でも、空港勤務の太田さん(常滑市立常滑東小5年)は、「貝だと思っていたものがプラスチックだったりして、地元の海岸にこんなにゴミがあるとは驚いた」とコメントしました。彼の父である智士さんも、「自分がゴミを出さない意識を持ってほしい」と小さな意識が未来を変えるかもしれないという思いを語りました。

30分の活動で、トラック1台分の約200kgのゴミが集まり、参加者はその多さに驚きと環境保全の重要性を改めて感じ取ったようでした。

環境への取り組みと新たな発展


清掃後、集めたプラスチックごみの一部は、「セントレアクリスマス2025」の装飾に利用される予定です。この活動を通じて、環境問題についてより多くの人が「見て・触れて・考える」機会を提供することが狙いとされています。また、鬼崎漁業協同組合は、参加者に向けて周辺海域の魚の展示や配布も行いました。地元で獲れる魚を間近で見たり触れたりしながら、参加者は海に住む生き物たちについての理解を深めました。

地域との連携と未来


最後に中部国際空港の地域共生部の坂田役員が、今後もこのクリーンアップ活動を継続することを宣言しました。セントレア周辺の鬼崎海岸は、全国でも有数な海苔の生産地であり、海の環境保全がいかに重要かが再認識されました。このプロジェクトを通じて、SDGsやブルーカーボンに対する意識も高まり、教育機関との連携も進められていくことでしょう。

正しい意識が育成されることで、持続可能な社会を築いていく一助となることを願っています。中部国際空港は今後も地域と共に、持続可能な社会の実現を目指していきます。


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