9月3日秋の睡眠の日に知るべき睡眠といびきの実態

秋の睡眠の日に寄せて

9月3日は「秋の睡眠の日」として、日本睡眠学会と睡眠健康推進機構が定めています。この日を機に、皆さんは自分の睡眠の質について考えたことはありますか？

近年、睡眠の悩みは増加の一途を辿っています。理学療法士の山内義弘氏が運営するYouTubeチャンネル『腰痛・肩こり駆け込み寺【山内義弘】』では、全国の40歳以上70歳未満の男女1,000名を対象に、「睡眠満足度といびき」の実態調査を行いました。その結果、多くの人々が睡眠に対する不満を抱えていることが浮き彫りになりました。

調査の概要

本調査は、2025年8月18日に実施され、インターネットを介して行われました。調査結果によると、睡眠に満足していると感じている人はわずか4割強で、残りの61.4%は「満足していない」と回答しています。特に女性の満足度が低いという傾向も見られました。

睡眠の不満といびきの実態

調査において、睡眠に不満を持つ理由として多く挙げられたのは「眠りが浅い」、「睡眠不足」でした。また、約半数が「いびきをかいている」と自覚しているか、他人から指摘されていることが分かりました。これにより、日中のパフォーマンスに影響が及んでいる方も少なくありません。

いびきの影響

いびきがある人は、日中の眠気や集中力の低下、さらには家族やパートナーに迷惑をかけることを心配していることがアンケートから明らかになりました。興味深いことに、自覚がないことで行動に移さない人が多いことも判明しました。

いびき対策の現状

調査の結果、いびき対策の実施状況は厳しく、「特に何もしていない」と応えた人が59.2%を占め、改善へ向けた取り組みが不十分であることが示されました。このことから、自分自身の健康について真剣に考える必要があるでしょう。

手軽ないびき対策

さて、ここで注目すべきは、手軽に始められるいびき対策の方法です。山内義弘氏が推奨する方法の一つが、絆創膏を使ったアプローチです。これにより、気道の広がりと肩甲骨の位置の調整が期待できます。

1. 耳へのアプローチ

耳たぶの裏側に絆創膏を貼り、軽く引き上げる方法です。これにより気道が広がり、呼吸がよりスムーズになり、いびき改善が期待されます。

2. 肩甲骨へのアプローチ

肩甲骨外側から45度の角度で引き上げる形で絆創膏を貼ることで、肩甲舌骨筋を緩めることができます。これもまた、いびきに効果的です。

期待できる効果

この絆創膏法は、いびきや睡眠時無呼吸を軽減し、深い眠りを促します。また、日中の眠気も改善され、さらにはフェイスラインの引き締め効果も期待することができるのです。つまり、健康面だけでなく見た目にも良い影響を与える方法として、多くの人に試していただきたいです。

山内義弘氏のプロフィール

山内義弘氏は1970年生まれの理学療法士で、20年以上の実績を持つ専門家です。全国にできるだけ多くの人々に痛みから解放された生活を送ってもらうため、整形外科的なアプローチから、独自の治療法を開発しています。現在、YouTubeチャンネルのフォロワー数は124万人を超え、さまざまな健康情報を発信しています。

「秋の睡眠の日」を迎えるにあたり、ぜひ自身の睡眠環境を見直し、手軽にできるいびき対策を試してみてはいかがでしょうか？これが、あなたの健康や生活の質を改善する第一歩となるかもしれません。