SNS活用の新常識!忘年会・新年会の飲食店選びの実態とは
年末年始の季節は、忘年会や新年会が数多く開催される時期です。この機会に、会食するお店を選ぶことは幹事にとって重要な役割であり、参加者全員の満足を得るために慎重な選択が求められます。特に最近では、飲食店を探す際にInstagramが大きな役割を果たしていることが分かりました。今回は、20〜30代の男女を対象に行った調査「忘年会・新年会シーズンにおける飲食店選びとInstagram利用」の結果をもとに、SNS時代の飲食店選びの実態を深掘りしていきます。
1. 参加者の集まりと重視するポイント
調査によると、忘年会・新年会には会社や事業部主催の集まりが約半数を占めています。これに続き、部署単位の集まりや友人との集まりという結果から、特に仕事の関係性が強い集まりが多いことがわかります。そうした中で、飲食店選びで重視されるポイントは、料理の種類(55.2%)、予算に合った価格(54.6%)、雰囲気(40.2%)の順に挙げられています。
料理や価格が高い重視されている一方、店の雰囲気も欠かせない要素です。これにより、ランキングの上位には無難で安心感のあるお店が並びがちで、参加者全員が満足できるバランスが幹事にとって重要であることが示されています。
2. Instagramの影響
面白いことに、忘年会・新年会のお店選びに際し、約8割(78.2%)もの人がInstagramを利用していると答えました。このことから、SNSが飲食店選びにおいて欠かせない情報源となっていることが伺えます。特に雰囲気や料理の写真が確認できることが重視されており、視覚的な情報が参加者の印象を左右する重要な要素となっています。
Instagramで得た情報の中で、料理の写真(46.3%)、店内の雰囲気(44.6%)、価格帯(43.2%)といった具体的な情報が判断材料として重視されています。これは幹事が参加者の満足度を左右する重要な役割を担っているからこそ、感覚的なものではなく実際のデータに基づいた選択が行われていると考えられます。
3. 来店行動への影響
調査結果では、Instagramの投稿を見て実際に飲食店に行った経験が8割以上の人にあることがわかりました。決め手となった要素は、料理の種類(50%)、店内の雰囲気(46.3%)、メニュー内容(40.6%)でした。このように、SNSで確認した情報が実際の選択に直結していることが伺えます。ただし、投稿と実際の店舗との間で「ギャップ」を感じた人も多く、料理の見た目や雰囲気が異なっていたという意見も見受けられました。
4. 予約の難しさ
また、人気の飲食店は予約が取りづらいと感じる方も多く、特に話題性のあるお店は幹事にとって難題となりがちです。SNSでブームになったお店ほど候補に挙がる一方、その利用が容易でないというリスクも伴います。
5. 幹事が求める情報
最後に、幹事がSNSに求めている情報として、個室の様子(38.0%)、料理の実物写真(37.9%)、席の広さ(37.0%)が最も多く上がりました。このように、実務的で具体的な情報が特に重視されています。忘年会や新年会といった特有のシーンでは、ただ「雰囲気が良い」だけでなく、「安心して利用できるかどうか」が幹事の選択に影響するポイントとなっているのです。
まとめ
今回の調査で浮き彫りになったのは、幹事が求める情報や選び方の傾向です。Instagramは単なる情報源ではなく、参加者を楽しませるための重要なツールとなっていることが明確となりました。SNSを活用して、より良い飲食店選びを行うことは、幹事にとっても参加者にとっても大切な要素です。そして、幹事が「映え」よりも「安心感」を求めているという実態が伺え、飲食店はそのニーズに応えるべく、より具体的な情報発信が求められるでしょう。