穴水町のカラオケ支援
2024-12-24 13:29:37

穴水町の仮設住宅でカラオケ機器無償貸与、コミュニティ形成へ

笑顔をつなぐカラオケの力



能登半島で発生した地震の影響を受けた石川県穴水町。この町では、仮設住宅に住む人々のコミュニティ形成や交流の場が重要視されています。そんな中、カラオケ機器の無償貸与を行うことが決まり、その第一歩が踏み出されました。今回の取り組みは、カラオケJOYSOUNDを展開している株式会社エクシングが中心となり、2024年12月からスタートします。

特に注目されたのは12月21日、仮設住宅に住む住民たちが集まった忘年会です。カラオケを囲んで笑顔で歌いあい、楽しげなひとときが展開されました。これは、被災地区において娯楽が不足し、孤独感を抱える住民たちのための重要な試みです。カラオケを通じて、住民同士がつながり、地域のコミュニケーションが活性化することを目指しています。

この取り組みは、認定NPO法人レスキューストックヤードの協力で実現しています。この法人は、穴水町の地震災害に対して様々な支援活動を行っており、特に仮設住宅の住民同士の交流促進に力を入れています。具体的には、仮設住宅内に「みんなの居場所ボラまち亭」を今年6月に開設し、住民が集える空間を創り上げました。

レスキューストックヤードの栗田暢之代表理事は、カラオケ機器の導入がコミュニケーションの手助けになることを強調されています。「被災者が絶望的な状況から少しでも元気を取り戻してもらうため、食事会やお茶会を通じた支援活動を続けています。カラオケは、歌うことができる最強のツールであり、多くの人々に希望を与える存在になると信じています」とコメントを寄せました。

また、無償貸与されるカラオケ機器には「健康王国」という音楽療養コンテンツも搭載されており、リハビリや心のケアとしても活用されることが期待されています。これにより、踊ったり歌ったりしながら心身のリフレッシュが図れることが見込まれています。

すでに、町内の仮設住宅から多くのカラオケ貸し出しの要望が寄せられており、今後も多様なイベントに応用される予定です。エクシングの金沢支店は、これまでも被災地への支援に尽力してきましたが、今回のカラオケ機器の提供によって「ココロのボリューム、あげていこう。」という企業理念のもと、地域の皆様の笑顔を増やすことに貢献していきたいと考えています。

被災者との距離を縮め、心を通わせる。このカラオケ機器の導入により、穴水町の仮設住宅が笑顔であふれる場所になることを願っています。今後の取り組みに期待が高まります。


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