愛知県イオンモール常滑での「FreeiD Pay」実証事業
愛知県のニーズに応える形で、DXYZ株式会社が提供する顔認証決済サービス「FreeiD Pay」が、イオンモール常滑で注目を集めました。2025年1月24日から2月24日までの6日間にわたり、346名が利用し、決済金額は約350万円に達しました。この期間中に実施された導入事例では、利用者からの高い評価が得られ、特に手軽さが際立っていました。
利用者からの反響
実証イベントには、9店舗(ikka THE BEAUTIFUL LIFE GREEN STORE、岩田食品、うなぎ四代目菊川など)が参加しました。利用者調査では、95%以上が「顔だけで買えるため、クレジットカードやスマホ決済より楽に感じた」と回答。さらには、65%以上が「顔認証だから財布の紐が緩んでしまった」と感じています。興味深いことに、ポイントカードを持っているのに提示しない人は80%にのぼり、顔認証ポイントシステム「FreeiD Point」にも99%の人が好意的な反応を示しました。これらの結果から、「FreeiD Pay」が広い世代層に受け入れられ、新たなショッピング体験を提案する可能性が見えてきました。
TECH MEETSプロジェクト概要
「TECH MEETS」は、愛知県が主導するあいちデジタルアイランドプロジェクトの一環であり、中部国際空港を利用した先進的なデジタル技術の実証を目指しています。DXYZはこのプロジェクトに参加し、顔認証技術を駆使して「顔ダケで、世界がつながる。」をテーマにした実証実験を行っています。これにより、イオンマール常滑での買い物がさらに便利でスムーズなものとなりました。
顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」について
「FreeiD」は、顔を使って様々なサービスをつなぐIDプラットフォームです。ユーザーは一度の顔登録によって、入退室や決済、本人確認が可能です。DXYZの提供する顔認証決済「FreeiD Pay」や、マイナンバーカード連携サービスなど、幅広い分野で顔認証技術を展開。さらには、集合住宅向けの「FreeiDマンション」ソリューションも展開し、これまでに180棟以上の実績があります。
今後の展望
今後も「FreeiD Pay」と「FreeiD Point」のさらなる展開を進め、「顔ダケで、買い物。」を新しいスタンダードとして普及していく方針です。顔認証による利便性が広まることで、より多くの地域や年代での導入が進むことが期待されています。この新しい決済体験が皆様の日常にどのような変化をもたらすのか、今後の動向から目が離せません。愛知県におけるデジタル技術の普及が、地域全体にどう影響を与えるのかも楽しみです。利用者の声や調査結果をもとに、さらに進化する「FreeiD」の取り組みにご注目ください。