自立エネルギー型避難所の新たな提案
株式会社アイネックは、2025年6月4日から5日の2日間、福岡で開催された「九州GX脱炭素推進EXPO」に出展しました。このイベントは、九州区域におけるグリーントランスフォーメーション(GX)と脱炭素の取り組みを加速させ、持続可能な未来の実現を目指す商談型展示会です。展示会では、GX推進、再生可能エネルギー、脱炭素技術、自治体の取り組み、そして企業の環境規制対応など、さまざまなテーマを基に展示が行われました。
災害時の新しい避難所の在り方
多くの自治体では、エネルギーの効率化や再生可能エネルギーへの取り組みが場当たり的に進められていますが、災害時に必要となる避難所や事業継続計画(BCP)については、個別に整備されるのではなく、全体的な連携が重要です。
例えば、避難所で必要とされるエネルギーのニーズは多岐にわたります。空調や照明だけでなく、携帯電話の充電や情報収集のためのテレビやラジオ、さらに赤ちゃんのミルク作りや温かい食事の提供など、多様なシチュエーションで電力が求められます。このようなニーズに応えるためには、各機能が自立しつつ、全体として連携を図る必要があります。
これに対し、アイネックが提案するのは「自立エネルギー型避難所」です。この新しいソリューションは、脱炭素の推進と同時に、災害時の対応力を強化することを目指しています。空調、照明、通信、給電など、避難所で必要とされる様々な機能を統合的に連携させることで、持続的に機能する避難所を実現します。
展示会での関心
アイネックの自立エネルギー型避難所の提案は、多くの参加者から高い関心を寄せられました。災害時に頼りにできる避難所の整備は重要な課題であり、その解決策としてのこの取り組みが注目されています。
次回、アイネックは2025年7月2日から4日まで東京ビッグサイトで行われる「自治体・公共Week 2025」に出展し、この自立エネルギー型避難所のソリューションを引き続き紹介する予定です。この機会に、さらなる理解を深めていただけることを期待しています。 我々の取り組みが、日本の未来を支える一助となることを願っています。