環境に優しい新素材
2025-09-29 14:18:29

斎藤英次商店が環境貢献の新素材『カーボンニュートラル段ボール』を初出荷

環境に優しい新たな一歩:『カーボンニュートラル段ボール』の初出荷



千葉県柏市に本社を置く株式会社斎藤英次商店が、2025年8月時点での自社調査に基づき、業界初となる『カーボンニュートラル段ボール』の出荷を開始しました。この新素材は、環境貢献を目指す取り組みの一環として、2025年9月15日にレンゴー株式会社、翌日にはいわき大王製紙株式会社へ初納品を行いました。これにより、脱炭素社会への道を切り開く新たな一歩を踏み出しました。

カーボンニュートラルの重要性と実績


近年、カーボンニュートラルの実現が求められる中、特に製紙業界では温室効果ガスの削減と包装資材の需要増加という二つの課題が浮かび上がっています。これに対抗する形で、斎藤英次商店は古紙回収やリサイクルのノウハウを活用し、省エネや再生可能エネルギーの導入を行い、新しい環境技術を駆使して『カーボンニュートラル段ボール』を開発しました。この素材は、CO₂の排出を実質ゼロにすることに成功した成果です。

新素材の特性


『カーボンニュートラル段ボール』の特筆すべき点は、原料が全て古紙で構成されていることです。この古紙は、斎藤英次商店の車両で回収され、同社のリサイクルセンターで加工されます。そして、回収からプレス加工に至るまでの過程で発生するCO₂をオフセットすることで、完全にカーボンニュートラルを実現しました。さらに、納品時の輸送にもCO₂排出量の算定とオフセットを行い、環境負荷を最小化しています。

1. CO₂排出量実質ゼロ:古紙処理の過程でのCO₂をオフセットし、持続可能な原料を提供。
2. 資源循環への寄与:回収から供給までの流れを確立し、資源の有効活用を促進。
3. 環境価値:企業の環境意識をアピールできる素材としての価値が備わっています。

今後の展望


斎藤英次商店は今後、国内外の製紙会社との連携を強化し、サプライチェーン全体の脱炭素化を図る方針です。また、持続可能な原料供給の仕組みを一層整備し、資源循環型社会への貢献を深めていく意向です。なお、今回の初出荷に際しては、2025年4月に新商品としてリリースした『カーボンニュートラル段ボール』が、初めて市場に流通することとなります。

企業情報


斎藤英次商店は1946年に設立され、代表取締役社長は斎藤大介氏です。資本金は1億5700万円で、従業員数は2025年8月時点で140名。企業の使命として「物の価値と心の価値をつなぎ、『できてよかった』の幸せをもって世界を豊かにする」ことを掲げています。また、Zero WasteやZero Carbonという経営方針を掲げ、資源循環社会を作るための取り組みに力を入れています。

さらに詳しい情報や最新ニュースは、斎藤英次商店公式サイトやSNSでも発信しています。持続可能な未来を目指す斎藤英次商店の活動に、今後も注目が集まることでしょう。


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