極限環境でも活躍する屋外メッシュWi-Fiアクセスポイント「SE-0611E」！

屋外メッシュWi-Fiアクセスポイント「SE-0611E」登場！

最近、気温が-40℃から65℃といった厳しい環境下でも使用可能な屋外メッシュWi-Fiアクセスポイント「SE-0611E」が正式に発売されました。この製品はIP68の防塵・防水性能を備えており、様々なシーンでの活用が期待されています。特に、Wi-Fi 6による高速通信と低遅延を実現している点が特徴です。

進化したホップ性能

屋外メッシュWi-Fiは、広範囲かつ安定した無線カバレッジエリアを提供することが求められます。「SE-0611E」は、実際の性能評価において、他社製品よりも優れたスループットDL（ダウンリンク）およびUL（アップリンク）の平均値を示し、Jitter（ジッター）の平均値も低く保たれました。この結果、特にホップ性能に優れていると評価されています。

実証実験では、親機から5カ所のAPを設置し、メッシュリンクを構築。各ホップのRSSIが高く、通信速度が良好であることが確認されました。特に、1ホップあたりの速度減衰が5%未満で、5ホップ目での通信速度も安定しています。これにより、倉庫やアウトドア施設でのネットワーク設計が簡単になり、運用効率の向上が見込まれています。

高度なセキュリティ機能

「SE-0611E」は、最新のセキュリティ対策機能も搭載しています。WPA3によるデータ暗号化や、無線侵入検知システム（WIDS）、無線侵入防止システム（WIPS）を利用することで、不正アクセスを未然に防ぐことができます。これにより、安心して利用できる通信環境を提供します。

幅広い用途に対応

この製品の特徴は、厳しい環境条件下でも活用できることです。冷凍倉庫や太陽光発電所において、電源確保が難しい場所でも崩壊しない通信環境を構築可能です。また、ソーラーパネルを利用した監視カメラシステムや、工場内でのデジタルサイネージなど、多岐にわたるシーンでの使い方が提案されています。特に、遠隔作業支援システムと組み合わせることで、現場の作業効率を大幅に改善できます。