石川県珠洲市・志賀町の新商品、期間限定発売
フジパン株式会社は、12月1日から『中部北陸マルシェ』シリーズの新商品として、石川県珠洲市と志賀町の特産品を用いた2つの美味しいアイテムを販売します。今回の取り組みは、前回の販売で得た多くの反響を受けてのもので、復興を支援するための新たな一歩となるでしょう。
まず紹介するのは、『カステラサンド能登金時芋』です。この商品は、能登特産の『能登金時』を使ったあんこと、クリーミーなミルクホイップをサンドしたカステラで、美味しさはもちろん、地域の魅力を伝えるパッケージが特徴です。パッケージには、旧福浦灯台の優しい水彩画と能登海のデザインが施されています。
次にご紹介するのは、『コッペパン能登の塩キャラメル&ミルク』。こちらは、能登の伝統的な製法で作られた大谷塩を使用したキャラメルクリームとミルクホイップを挟んだコッペパンです。食べるたびに、能登の美しい自然を思い起こさせるデザインが魅力的です。
珠洲市の現状と大谷塩の魅力
珠洲市は、震災や豪雨による災害から復興を続けている地域で、現在は集落間の孤立は解消されたものの、まだ600世帯が仮設住宅で生活しています。このような厳しい現状の中、珠洲市では、江戸時代から続く伝統的な製塩法である『大谷塩』の生産が行われています。明るい未来に向けて、地元の特産品を通じて新たな魅力を発信する活動が続いています。
大谷塩は、揚げ浜式の製法を用い、ミネラルが豊富な海水を使用して作られています。この塩は、甘みを感じられる上質なもので、地域のこだわりが詰まっています。地域のブランドとしても、『大谷塩』は欠かせない存在です。
志賀町の能登金時について
一方、志賀町でも復興のためのさまざまな取り組みが進んでおり、特に『能登金時』として知られるさつまいもの生産が注目されています。この作物は非常に生産が難しく、希少価値が高いですが、全国からの支援を受けて、志賀町ではその栽培面積を確保し、品質を維持しています。
能登金時は、ホクホクとした食感と自然な甘みが特徴で、加工がしやすいのも魅力です。このさつまいもは、志賀町の特産として位置づけられ、地域の産業を支える重要な要素となっています。地域の魅力を発信する『志賀町セレクション』としても、『能登金時』は名を馳せています。
発売日と販売情報
これら新商品は2025年12月1日から販売され、取扱店としてはスーパーマーケットやドラッグストアが予定されています。販売地域は中部地域や北陸地域と広がっており、多くの方々にこの地域特産品の魅力を伝える機会となるでしょう。フジパンは、これらの新商品を通じて、地域とその生産者を応援し続けることを誓っています。どうぞ、珠洲市と志賀町の特産品を通じて、復興への想いを感じてみてください!