名古屋で実現!新しい子育て支援モデル「CaaS」プロジェクトが始まる
名古屋市で「子育てを理由に諦めない社会へ」という理念のもと、11月29日に新たな子育て支援プロジェクト「CaaS(Childcare as a Service)」がスタートします。子育て中の世代が抱える「預け場所がない」「大人だけの時間が持てない」といった悩みを解消するための取り組みです。
背景 ― なぜ「まちなか保育」が必要なのか
忙しい都市生活の中で、子育て世代は「時間の制約」に悩まされています。こうした問題解決に向け、Simpleeはまちなかにチャイルドケア機能を広げることが重要だと考えています。
名古屋はビジネスや観光の拠点であり、旧校舎をリノベーションした「なごのキャンパス」は地域の交流の場として注目されています。この場において、Simpleeは「大人が自分らしく動ける時間、子どもも安心して過ごせる時間」を提供することを目指します。
CaaSプロジェクトの概要
今回の「CaaS実証プロジェクト」では、以下の情報があります。
- - 名称:CaaS(Childcare as a Service)実証プロジェクト in なごのキャンパス
- - 会場:なごのキャンパス(名古屋市西区)
- - 日程:2025年11月29日(土)13:00〜17:00
- - 費用:1時間1,000円(実証日の利用料金)
- - 実証事業者:株式会社Simplee
このプロジェクトでは、「まちなか保育フィールド」が設けられ、コワーキング利用者や観光客、地域住民を対象に一時預かりサービスを提供します。訪日観光客向けには多言語対応のチャイルドケアを実施し、誰もが安心して利用できる環境を整えます。
サービスの独自性
まちなか型チャイルドケアは都市生活の動線上に一時預かり拠点を設置し、利用者に安心感を提供することが特徴です。また、「CaaSモデルシステム」を通じて、企業や自治体が簡単に託児機能を導入できる仕組みを構築します。
さらに、「預ける罪悪感をなくし、親も子も豊かに過ごす」という理念のもと、日本文化体験や英語学習を取り入れた新しいチャイルドケアの実施も計画されています。
今後の展開
この実証によって得られたデータをもとに、名古屋駅・栄・金山エリアに「まちなか保育フィールド」を展開する予定です。地域のホテルや企業などと連携し、都市部における子育て支援インフラとして「CaaSモデル」を進めていきます。地域と協力しながら「自分らしく暮らせるまち」を目指して、持続可能な子育て支援を実現します。
【情報提供】
株式会社Simplee
所在地:東京都港区虎ノ門1-17-1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
設立:2022年
事業内容:オンデマンド託児サービスの開発・提供
URL:
simplee.jp
【なごのキャンパス情報】
所在地:愛知県名古屋市西区那古野2丁目14-1
名古屋駅 桜通口より徒歩8分
営業時間:平日10~21時/土日祝10~18時
URL:
nagono-campus.jp