大坊の楽市がコロナ後に復活!
愛知県美浜町で、5年ぶりに「大坊の楽市 by 現代版灯台守」が開催されました。2025年の2月2日、野間埼灯台をテーマにしたこのイベントは、コロナによる中断を経て再び地域を盛り上げる機会として注目を集めています。これまでのイベントとは異なる新しい出店者が登場し、ステージイベントも充実。来場者は約500人に達し、会場は非常に賑やかでした。
本イベントは、日本財団が支援する「海と日本プロジェクト」の一環として実施されており、灯台を軸に地域の海の記憶を掘り起こす取り組みが行われています。地域間や異業種との交流を通じて、新しい海洋体験を創造することを目的にしています。
楽しいクイズ大会
当日は、現代版灯台守と航路標識協力団体の林達之さん、「知多娘。」がステージに登壇し、灯台に関連する質問が出題されるクイズ大会が催されました。親子連れを含む多くの参加者が豪華な景品を目指して挑戦し、会場は笑顔と盛り上がりに包まれました。地元企業からの協賛もあり、地域の特産品などがプレゼントされました。
節分祭の同時開催
また、同じ日に野間大坊では有名な節分祭も行われ、参加者は豆まきやお餅拾いに興じ、こちらも大盛況でした。正確には約200人が集まり、人で溢れかえる入り口の様子が印象的でした。子どもたちが真剣に豆を拾う姿が見られ、地域の絆を再確認する機会ともなりました。
灯台登頂チケットの配布
美浜まちラボのブースでは、現代版灯台守のSNSをフォローした方に先着で灯台登れるチケットが配布されました。これにより、多くの人々が春に向けて野間埼灯台を訪れることを期待しています。イベントアンケートでは97%の人が灯台に登りたいと回答し、地元の魅力が広がっていることが浮き彫りになりました。
多彩な出店者の参加
お店も豊富で、マルシェには15店、キッチンカー8台、ステージでも4団体が参加しました。ここでの出会いや地域の事業者同士のつながりが、今後の地域活性化に繋がることが期待されています。出店者からは継続的な開催を求める声も多く寄せられ、新たなスタートを切った有意義なイベントとなりました。期待に応えられるよう、今後は子ども向けのイベントなど工夫を重ねながら、より多くの来場者を引きつけることが課題として挙げられています。
だるまさんが転んだ選手権
さらに、境内では地域振興を目的とした「だるまさんが転んだ選手権大会」も行われ、美浜町の特産品を懸けた参加者たちの熱い戦いが繰り広げられました。アットホームな雰囲気の中、地域全体が一体感を持って盛り上がりました。
まとめ
「大坊の楽市」は、リスタートを果たした地域イベントとして、多くの業種や年齢層の参加者を呼び込むことに成功しました。来年以降の更なる発展に期待し、引き続き地域の素晴らしさを広めていく取り組みが続くことを願います。