茅場町で進化する米づくりと子どもたちの学びの場
中央区日本橋に位置する茅場町で、株式会社プレナスが運営する「茅場町あおぞら田んぼプロジェクト」が、今年で6年目を迎えました。このプロジェクトは、日本の米食文化を次世代に受け継ぐことを目的としており、特に地域の子どもたちに米づくりの体験を提供することで、農業への関心を高めることを目指しています。
プロジェクトの背景と目的
プレナスは、持ち帰り弁当の「ほっともっと」や、定食レストランの「やよい軒」、しゃぶしゃぶ店の「MK レストラン」、ラーメン店の「KAYAVA.」など、全国に2,809店舗と広がる業態を展開しています。その中で、米文化の重要性を語り継ぐ取り組みの一環として、屋上での米づくりを行うことに至りました。
「茅場町あおぞら田んぼプロジェクト」は、初年度から阪本小学校の5年生を主体に、育てたお米を収穫し、そのプロセスを通して米文化の理解を深める良い機会となっています。子どもたちは、種まきから稲刈り、さらに脱穀や籾摺りといった一連の作業を体験し、米がどのように育てられているのかを肌で感じています。
今年の活動内容
2024年もプロジェクトは順調に進行しています。9月16日(火)に予定される稲刈りが、6回目の活動として行われることが発表されています。この作業では、子どもたちが自ら育てた稲の収穫を手伝い、米の大切さを実感する機会になることでしょう。
2024年の収穫目標は、玄米5kg。これを達成すべく、田んぼの手入れと成長の様子を観察し続けています。また、10月7日(火)には脱穀と籾摺りの作業も行われる予定で、ここでも子どもたちの成長を促す貴重な体験となるでしょう。
地元の支え
プロジェクトは、地域の方々や企業の支援を受けながら進められています。市民が参加するイベントも行われ、参加者が直接米づくりに関与することで、地域の絆が深まっています。環境問題や食に対する意識の向上にも寄与しており、持続可能な社会へ向けた良い教材となっていると言えるでしょう。
まとめ
「茅場町あおぞら田んぼプロジェクト」は、ただの米づくりに留まらず、地域社会全体での教育活動として、米文化の重要性や環境への配慮を後世に伝える大切な取り組みです。今後も、このプロジェクトが多くの子どもたちに影響を与え、さらなる発展を遂げていくことを期待しています。
詳しい情報は、
プロジェクトの公式サイトをぜひご覧ください。