「のんほいゾウオロジー2025春」開催!
愛知県豊橋市にある豊橋総合動植物公園、通称のんほいパークでは、2025年の3月に特別なイベント「のんほいゾウオロジー2025春」を開催します。このイベントは、動物福祉の向上を目指し、参加者がゾウについて楽しく学べる貴重なチャンスです。今回は「飼育と研究」がテーマとなっており、2日間にわたり多彩なプログラムが用意されています。
豊橋のんほいパークのゾウの歴史
のんほいパークは、1954年に開園された「豊橋市動物園」が前身で、そこから70年以上にわたり、愛情を持ってアジアゾウを飼育しています。現在、国内では最多のアジアゾウ6頭を飼育しており、その広大な放飼場とプールでの「群れ飼育」にも力を入れています。特に、同園のアジアゾウは、繁殖にも積極的に取り組んでおり、これまでに何回も出産を経験。こうした経験から得たノウハウは、来園者に向けて「ゾウオロジー」という形で広められています。
3月8日・9日のイベント詳細
「のんほいゾウオロジー2025春」の最初の週末、3月8日(土)と9日(日)には、来園者がアジアゾウの行動を観察する特別体験が行われます。この体験では、来園者がゾウの一頭「ドローナ」の動きを観察し、ボードに記録します。
ドローナはインドの動物園から2021年に来た13歳の雄ゾウで、健康管理トレーニングを素早く習得できるほどの高い理解力があります。行動観察記録用ボードは2カ所に用意され、参加は無料ですが、各日9時から13時の間に行われ、入園料と駐車料金は別途必要になります。定員については、先着順で参加が可能です。
3月15日の飼育員解説
続いて、3月15日(土)には、園内ひだまり交流館で飼育員による解説が行われます。この解説では、過去の研究や行動観察の結果をもとに、ゾウの行動分析や動物福祉向上に関する取り組みを、わかりやすく説明します。このプログラムは無料で参加でき、午前10時30分から11時30分の1時間で実施されますが、事前予約が必要です。
3月の特別キャンペーン
さらに、のんほいパークでは3月を通じて、学生(大学生や高校生を含む)の入園が無料になる特別キャンペーンを実施します。また、国道23号バイパス名豊道路の全線開通を記念して、小・中学生の入園料も無料。卒業生向けの特典として、遊園地遊具の乗り放題キャンペーンも見逃せません。
3月15日から4月20日の休日には「スプリングフェスティバル2025」が開催され、数多くのイベントが用意されています。春の訪れを感じながら、みんなでのんほいパークを訪れて、心温まる体験をしてください!
お問い合わせ先
豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)
愛知県豊橋市大岩町字大穴1-238
電話:0532-41-2185
開園時間:9:00-16:30(入園は16:00まで)
休園日:月曜日(祝日の場合は翌平日)