にっぽん食プロジェクト
2025-01-10 11:38:04

ミツカンと日本女子大学が贈る「にっぽん食プロジェクト」ワークショップの全貌

みんなで「ごはん時間」を盛り上げる!



2024年10月26日、愛知県半田市のミツカンが東京都文京区の日本女子大学と協力して開催したのが、「にっぽん食プロジェクト」でのワークショップです。このプロジェクトは、家族の食事を通じてつながりを強めることを目的とし、参加したのは日本女子大学食物学科の学生たち。彼らは、「記憶に残る幼少期の“ごはん時間”体験を作る」ためのアイデアを出し合い、独自のコンテンツを考案しました。

ワークショップの背景と目的



近年、共働き家庭や単独世帯の増加により、家族で食事を囲む時間が減少しています。農林水産省も「共食」の機会を増やすことを目標に掲げています。こうした状況を考慮し、「にっぽん食プロジェクト」では、幼少期の食体験が後の食文化形成に大きく影響を与えると考え、学生たちに具体的なコンテンツの開発を頼みました。

参加したのは、3年生6名、4年生7名、大学院生1名の合計14名。彼らは事前に行われたワークを通じて、個々の食体験を振り返り、家族との「ごはん時間」をどう作り出せるかを考えました。

4つのオリジナルコンテンツ



ワークショップで発表されたアイデアは、家庭で楽しむことができる4つのコンテンツです。各班がそれぞれの視点で考え出したものを紹介します。

A班:クッキングアドベンチャー


子どもと親が協力し合う料理ゲームアプリで、初めての料理体験を楽しむことができます。作った料理を写真に撮ることで、思い出のアルバムとしても活用可能。ゲームをクリアすることでポイントが貯まり、スーパーでの食材交換もできる仕組みです。

B班:おうち農園定期便


4季折々の旬の食材の苗を定期的に届けるサービスです。毎月、行事食や旬のレシピも届くことで、家庭での“ごはん時間”を豊かにします。産地直送の食材を親子で学びながら育て、実際の料理で使うことで食への興味を促します。

C班:Family Kitchen


毎月届く付録付きの料理レシピ雑誌です。大人と子どもが共に楽しく料理できるように、親子協力のためのレシピが用意されています。子どもが使用しやすい調理器具も付録として提供され、家族全員で新しいメニューに挑戦する機会を提供します。

D班:おうち○○トランプ


カードゲームを通じて献立を決める楽しみを提供します。好きな料理名を書いたカードを使って、ジジ抜きや神経衰弱をしながらメニューを決めていくので、献立を考える楽しさを家族全員でシェアできます。このゲームにより、特別な日ではなくても、家族の思い出に残る「ごはん時間」を創出することができます。

学生たちの感想



参加した学生たちは、ワークショップを通じて自身の食体験について深く考えることができたと語っています。家族との「ごはん時間」が減少している現代において、このプロジェクトがどれほど意義深いものかを理解できたと感じたとのこと。また、親への感謝の気持ちを新たにし、自分が親になった時に同じような思い出を子どもに伝えたいとも話していました。

未来に向けて



ミツカンは、今後も「にっぽん食プロジェクト」を通じて、家庭の「ごはん時間」を増やし、食文化を豊かにする取り組みを続けていく予定です。一人一人が食を考え、楽しむことで、きっと日本の食文化はより活気にあふれたものとなるでしょう。今後、どのような活動が展開されていくのか、目が離せません。


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