SDGsとアート
2025-11-26 10:34:01

廃材から生まれたアートが動物園に!SDGs啓発イベント「SDGzoo」開催

廃材から生まれたアートが動物園に!



2025年11月15日と16日、天王寺動物園で開催されたSDGs啓発イベント「天王寺動物園で学ぶSDGzoo」では、訪問看護の医療資材をリサイクルして作る動物モザイクアートが注目を集めました。主催者の株式会社eWeLLとリニエグループは、地域の福祉を考慮して、この特別なプロジェクトを実施しました。

イベントのブースでは、訪問看護にも使用される清潔な廃材や家庭から出たゴミ、さらには療育活動で使用した手形ペインティングの素材を使用。これらを用いて、天王寺動物園の人気者であるホッキョクグマのホウちゃんとライオンのガオウくんをモチーフにしたモザイクアートが制作されました。参加者は、約1,600人という当初の予定を大きく上回る数で、このユニークなアート作りを楽しみました。

SDGsの理念と訪問看護の繋がり



eWeLLが「SDGzoo」に参加した理由は、提供する訪問看護専用の電子カルテ「iBow」が持つSDGs(持続可能な開発目標)の理念と深い関係があるからです。訪問看護は、全ての人が地域で安心して暮らせるよう支え合う仕組みで、特に「誰一人取り残さない」というSDGsの理念を反映しています。この活動を通して、医療の現場がどのように社会に貢献し合うかを子どもたちに理解してもらうことが、彼らの将来にとって重要な経験になることを目指しています。

一緒に作る楽しさを体験



参加者たちは、廃材を短冊状に切り、それを重ね合わせてオリジナルのお花を作り上げました。約800個のお花を貼り合わせて、世界でたった一つのアート作品を完成。これは、廃材を“ゴミ”ではなく“社会の資源”として活用し、資源の大切さを学ぶ素晴らしい機会となりました。

また、ブース内では看護師体験コーナーやパネル展示も行い、来場者に訪問看護の実際や、SDGs活動との関わりを直に体験してもらうことができました。訪問看護を実施しているリニエグループの看護師が親切に案内し、参加者は様々な疑問を解消しながら新たな知見を得ることができました。

動物愛護と環境への配慮



「天王寺動物園で学ぶSDGzoo」は、単に楽しむだけでなく、訪問看護に携わる全ての人が誇りを持てる社会作りを考えるきっかけでもありました。医療と福祉が一体となり、地域の人々を支える。その実現に向けた第一歩として、参加者全員が一丸となりました。完成したモザイクアートは、天王寺動物園へ寄贈されることになり、来場者の思い出となることでしょう。

SDGsを体感する「SDGzoo」



「SDGzoo」は、動物を通して環境や生き物の大切さを学ぶ機会を提供します。その中で、クイズラリーやワークショップ、講演など多彩なプログラムが用意されており、家族で楽しめる内容が盛りだくさん。SDGsを学ぶことが、次世代へと繋がる大切な活動になることでしょう。

このようなイベントが広がっていくことで、持続可能な社会に対する意識が高まることを期待しています。廃材を利用したモザイクアートの成功は、多くの人々にとって新たな気づきとなり、社会の一員としての責任感を育むきっかけとなるでしょう。今後もこの取り組みを通じて、より多くの人々がSDGsの理念に沿った行動を取れることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23

画像24

画像25

画像26

画像27

関連リンク

サードペディア百科事典: eWeLL SDGzoo 動物モザイクアート

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。