中部国際空港、食の多様性に対応した飲食店舗を展開
中部国際空港株式会社(愛知県常滑市)は、2025年の「ツーリズムEXPOジャパン」に向けて、空港内にベジタリアン、ヴィーガン、ムスリム対応の飲食店を充実させる取り組みを開始しました。これにより、訪れるさまざまな文化を持つお客様を温かく迎える環境を整えています。
ツーリズムEXPOジャパンとは
ツーリズムEXPOジャパンは、2014年からスタートした日本最大級の観光総合イベントであり、世界中の国や地域、日本各地の観光地が一堂に集まります。2025年には愛知県で初めて開催される予定で、来場者数は約10万人を見込んでおります。国内外の旅行業界関係者や一般のお客様が多く訪れることが期待されています。
食の多様性への取り組み
中部国際空港では、食文化の多様性を尊重し、フェアなサービスを提供するため、空港内の飲食店で身近に利用できるメニューの情報を整備。例えば、ベジタリアンやヴィーガン、ムスリムのニーズに合わせ、その環境を充実させています。
対応店舗一覧
以下は、空港内で対応メニューを提供する店舗の一部です。
1.
Royal Host centrair gourmet kitchen
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場所: 第1ターミナル4階レンガ通り
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営業時間: 9:00~21:00 (L.O.20:30)
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対象メニュー:
- バターチキンカレー (1,518円)
- ハラル認証取得
- ベジタブルペンネ (1,518円)
- ヴィーガン認証取得
2.
海膳空膳
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場所: 第1ターミナル3階国際線制限エリア
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営業時間: 7:00~22:20 (L.O.22:00)
3.
Mega Kebab
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場所: 第1ターミナル4階レンガ通りフードコート
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営業時間: 7:00~21:00
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対象メニュー: すべてハラル認証取得
- ピタミディアムチキン (800円)
- ロールケバブチキン (1,000円)
4.
まるは食堂
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場所: 第1ターミナル4階ちょうちん横丁
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営業時間: 10:00~21:00 (L.O.20:00)
さらに、空港では食材の選定にあたり、特定のNPO法人や協会と連携しながら、認証メニューを精力的に揃えています。すべての店舗で簡単に確認できるように、特設サイトやチラシの配布も行っています。
独自のオリジナルマークも
空港では、安心して食事を楽しめるように、ヴィーガン認証やハラル認証を取得していない商品でも、確認が取れたものにはオリジナルマークを作成し、わかりやすく表示しています。
お客様へのおもてなし
中部国際空港は、すべてのお客様に快適で障壁のない利用環境を提供するため、今後も様々な取り組みを継続していきます。食文化の多様性を尊重し、防ぎがたい障害を取り払うことが、全ての訪問者に心地よい体験を届けるための第一歩です。
空港での食の多様性に関する取り組みは、文化の違いを超えて、すべての人々に愛される場所となることでしょう。ぜひ次回の旅行時には、中部国際空港で多様な食文化を体験してみてください。