丸亀製麺が「Japan Branding Awards 2025」で最高賞を獲得
株式会社丸亀製麺が、2025年の「Japan Branding Awards」において、最も権威ある部門である「GOLD」を受賞したことが発表されました。この賞は、日本国内におけるブランディングの優れた活動を評価するもので、特に丸亀製麺の心的資本経営が高く評価されたことが大きな注目です。
Japan Branding Awards とは
この賞は、2018年に株式会社インターブランドジャパンによって創設された日本初のブランディング評価の賞で、優れたブランディングを実施する企業や団体、事業などが対象です。年々変化するビジネス環境への適応を目指し、評価基準も常に見直されています。
丸亀製麺の受賞理由
インターブランドジャパンのコメントによると、丸亀製麺は「心的資本」という概念を経営の中心に位置付け、従業員の幸福度をハピネススコアによって測定し、把握している点が評価されました。顧客体験と従業員の幸福を分析し、それらを結び付ける因果関係を作り上げたことが、業績の向上へと繋がりました。また、最近では高い離職率の改善や、過去最高の売上と利益の達成が挙げられています。
代表取締役社長のメッセージ
山口寛社長は、「この度の受賞は社員にとっても大きな自信へと繋がっている。従業員と顧客の心を大切にする企業としてさらなる感動体験を届けられるよう努めていきます」とし、6年連続の受賞を目指す意欲を語りました。
心的資本経営とは
心的資本経営は、従業員の幸福と顧客の感動を経営の重要な要素とし、持続的な成長を促す戦略です。丸亀製麺では従業員の幸せを最優先し、その好影響を顧客体験にも広げています。
特に、全国874店舗での「ハピカンオフィサー制度」の導入や、2025年と2026年にはクリスマスイブの営業を休業し「丸亀ファミリーナイト」を実施し、従業員が大切な時間を家族と過ごせる機会を提供しています。また、子供の食事を会社がサポートする福利厚生制度も発表するなど、従業員とその家族への配慮が伺えます。
ハピカン繁盛サイクルの実践
丸亀製麺の新たな経営モデル「ハピカン繁盛サイクル」は、顧客の感動体験を増やし、それに伴い従業員の幸福感をも高めるという好循環を生み出すことを目的としています。これにより、持続的なブランドの繁栄が可能に。社員全員がこの理念を共有し、日々の業務に取り組んでいます。
丸亀製麺のサステナビリティへの取り組み
また、丸亀製麺はサステナビリティにも前向きに取り組んでいます。物品のリユースや環境への配慮を行うことで、持続可能な社会へ貢献しながら、地域社会に根ざした活動を展開しています。これにより、次世代に食文化の楽しさや尊さを伝え、教育や環境問題にも積極的に関与しています。
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丸亀製麺が受賞した「Japan Branding Awards 2025」の背景や受賞理由、企業の取り組みから見える未来に向けた志向は、日本の飲食業界に新たな風をもたらすものとして期待が寄せられています。今後もこの企業がどのように進化し続けるのか、注視していきたいと思います。