自治体・事業者の連携による新たな挑戦へ
2025年12月9日(火)、渋谷にあるWeWork 渋谷スクランブルスクエアにて、自治体や企業が集い、ガバメントクラウドに関する討論会が行われる。このイベントは、株式会社メタップスホールディングスが提供するAWSコスト管理ツール「srest」とWeWork Japanの共同開催によるものである。
目的と背景
ガバメントクラウドへの移行は、現代のデジタル社会を実現するための重要なステップである。地方公共団体では、移行が差し迫る中、技術や戦略の具体的なノウハウを求める声が高まっている。本イベントでは、移行直前の課題解決に焦点を当て、自治体と事業者の立場から具体的なヒントやベストプラクティスを探る機会を提供する。
参加者は、名古屋市や茅ヶ崎市、日本電気株式会社(NEC)、AWS、FinOpsの専門家たちで、移行の工夫や運用に関する具体例が共有される予定だ。このような取り組みにより、よりスムーズな移行プロジェクトを実現し、成功に導くための新たな知見を得ることができる。
イベント詳細
- - イベント名: srest・WeWork 共催「今こそ聞きたい!ガバメントクラウドvol.2 〜移行直前!ベストプラクティス編〜」
- - 日時: 2025年12月9日(火)18:00〜20:00(開場17:30)
- - 場所: WeWork渋谷スクランブルスクエア 45階
- - 主催者: 株式会社メタップスホールディングス
- - 共催: WWJ株式会社
- - 参加費: 無料(事前登録制)
- - 定員: 50名
- - 申し込みサイト: こちらから
登壇者紹介
イベントには多彩な専門家が登壇する。ひとり目は名古屋市総務局デジタル改革推進課の課長補佐、高橋広和氏。彼は、20年以上にわたって福祉系情報システムの開発、保守、運用に従事しており、現在はガバメントクラウドにおけるシステム標準化の担当者として活躍している。
次に、茅ヶ崎市企画政策部デジタル推進課の副主査、松野友貴氏。彼は初めてガバメントクラウドに触れたことで、その運用に関する豊富な知見を持つことになった。
日本電気株式会社NECの丸茂愛氏も、ガバメントクラウド関連のサービス企画を担当しており、移行のベストプラクティスについての知識を共有する。
さらに、AWSの豊原啓治氏が、デジタル庁のガバメントクラウドに関する技術支援の経験を元に語り、株式会社日立製作所の松沢敏志氏がクラウド技術の発展における知見を提供する。
ハンズオンの活用と今後の展望
成長するデジタル社会において、ガバメントクラウドの標準化と共通化は急務であり、地域の方々と事業者が協力して課題をクリアしていく必要がある。今回のイベントは、そのための情報共有の場として貴重であり、参加者全員が新たな知見を持ち帰ることが期待されている。技術革新が急速に進む現代において、このように専門家が集まり、意見を交わす機会は益々重要になってくるだろう。
まとめ
自治体と事業者によるガバメントクラウドへの移行プロジェクトの成功に向けて、今後も多様な意見が集結し、実践的な解決策が如実に求められる。今回のイベントが、それを実現するための第一歩となることを心から期待したい。