トヨタコネクティッドの25周年を祝う壁画アート
トヨタコネクティッド株式会社は、2025年10月に創立25周年を迎えるのを機に、名古屋本社のロビーに新たな壁画アートを公開しました。このミューラル(壁画)は、アーティストのOVER ALLsが手掛けており、「靴紐を結ぶ」というテーマで描かれています。この壁画は会社の歴史や文化を視覚化する試みの一環です。
アートの誕生と意義
2025年10月6日の記念式典では、次の5年間に向けたビジョンである「Envisioning the Future, Refining the TC Spirit for 2030」が発表され、これをテーマにした壁画が社員に披露されました。靴紐を結ぶ瞬間は、山本社長の「地に足をつけて」という言葉に込められた意味を具現化しており、未来へ向けた一歩を踏み出す姿勢を象徴しています。このアートは、社員一人ひとりの力強さを表し、日常的に触れることでトヨタコネクティッドの文化やビジョンを思い起こさせることが期待されています。
前後のアートとの関係性
トヨタコネクティッドでは、名古屋本社や東京GLIPオフィスを含む様々な拠点に、社史や重要な出来事を描いた壁画を設置しています。これらの作品は、過去を「白黒」、未来を「カラー」で表現するという独自のスタイルを持っています。今回の壁画は、GLIPオフィスの作品に続くもので、未来への希望と挑戦を示す重要な一枚となりました。新たな作品は高さ2.8m、横幅9mで、名古屋本社ロビーに設置されています。
アート制作への情熱
このプロジェクトのリーダーである林万由弓氏は、「25年という節目にふさわしい未来への一歩を形にしました。靴紐を結ぶ瞬間には、トヨタコネクティッドの挑戦を続けるDNAが込められています。これが社員に勇気とエネルギーを与え、次の挑戦への原動力になれば嬉しいです。」と述べています。
また、OVER ALLsのクリエイティブコンセプターである赤澤岳人氏は、「靴紐を結ぶという行為は、歩き出す準備が整うことを意味します。結ぶことで未来に向かってスローガンを通じ、社員が一つに結ばれるような思いを込めました。情熱と挑戦心を思い出す機会になれば嬉しい」とコメントしました。
OVER ALLsについて
株式会社OVER ALLsは、ミューラルアートを通じて人々を表現者に変えることを目指しています。全国各地で多くのプロジェクトを手掛け、クリエイティブな視点から企業文化や歴史を掘り下げ、アートとして表現しています。代表的な作品には、プロアスリートを描いた壁画や、震災から再生への道を描いたプロジェクトなどがあります。
公式サイトも活用して、彼らの活動をぜひご覧ください。
トヨタコネクティッドの事業内容
トヨタコネクティッドは、安心・安全なドライブ体験を提供するためのコネクティッドサービスの展開や、ビッグデータを活用した新たなモビリティサービスの開発を行っています。彼らの取り組みは、今後の社史やカルチャーを彩っていくことでしょう。詳細は公式サイトをご覧ください。