愛知の誇る缶メーカー、側島製罐が遂に‘愛知ブランド企業’に認定
愛知県海部郡大治町に本社を構える側島製罐株式会社が、愛知県による令和7年度の`愛知ブランド企業`としての認定を受けました。創業から117年の歴史を持つ老舗缶メーカーとしての実績を持つ側島製罐が、どのようにしてこの名誉ある認定を受けることになったのでしょうか。
愛知ブランド企業認定とは
愛知ブランド企業とは、製造業において独自の強みや技術を持ち、高度な経営理念を実践している企業が選ばれる制度です。愛知県は製造品出荷額で常に日本一を誇る「ものづくり王国」であり、地元企業の中でも際立った存在が求められます。側島製罐は、この基準をクリアし、1世紀以上にわたる伝統と革新を融合させています。
認定の基準と評価
側島製罐の認定にあたったポイントは、愛知ブランドを構成する「5つの指標」においての評価です。これらは以下の通りです。
1.
理念・リーダーシップ: 健全な経営に基づく明確なビジョン。
2.
人の活性化・プロセスの革新: 従業員の創造性を引き出す環境の構築。
3.
独自の強み: 競合他社とは異なる特化した技術やスキルの提供。
4.
顧客価値の構築: 顧客のニーズを捉えた高付加価値の提供。
5.
社会・環境への配慮: 地域社会への貢献を意識したサステナビリティ。
これらの基準を満たすことで、側島製罐は名誉ある認定を受けることができました。特に、100年以上にわたる歴史を持ちながら、新しい価値を創造する取り組みが評価されました。
経営方針と未来へのビジョン
側島製罐の代表取締役、石川貴也氏は「缶を単なる容器としてだけではなく、その中に込められた大切な想いや思い出を守る器として位置付けています。愛知のものづくり精神を尊重しながら、今後も新しい可能性を追求し続けます」と述べています。
経営管理チームの山口聡美氏は、今回の認定について「等身大の自分たちの姿をお伝えできたことが嬉しく、多くの方に側島製罐を知ってもらいたい」とコメント。また、「世界にcanを」を合言葉に、今後の活動にも力を入れていく意欲を見せています。
未来に繋がる取り組み
更に、側島製罐は最新技術への対応や、地域との連携を重視しており、最近ではエコフレンドリーな缶の開発にも力を入れています。例えば、日本製鉄とも連携し、低CO2鋼材を使った環境に優しい缶の企画を行い、時代のニーズに応えようとしています。
終わりに
愛知の伝統ある缶メーカー、側島製罐の挑戦は、地域のものづくりの精神を支える重要な要素となっています。今後も、愛知ブランド企業として、その名に恥じぬよう、さらなる成長を目指していくことでしょう。地域の皆さんにも、側島製罐の製品を通じてその魅力を知っていただきたいと思います。