バッファローのLS700シリーズが新たにIoTセキュリティー基準を取得!
株式会社バッファローが提供する「LS700シリーズ」のNASが、経済産業省が推進するIoT製品セキュリティー制度「JC-STAR」の適合ラベルを取得したことが明らかになりました。この制度は、IoT製品のサイバーセキュリティーの重要性が高まる中、新たに運用が開始されたもので、適切な評価基準に基づいて製品の安全性を確認できるようにするものです。
JC-STAR制度とは?
「JC-STAR」とは、「Japan Cyber-Security Technical Assessment Requirements」に基づく、日本のIoT製品に対するセキュリティー要件適合評価制度です。この制度は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営しており、IoT製品のセキュリティーレベルを評価・可視化します。消費者が安心して製品を選ぶための手助けをする狙いがあります。
最近、特にIoT製品に対するサイバー攻撃が増加しており、それに伴いセキュリティーの強化が急務とされています。バッファローは、2025年3月からの制度開始当初から積極的にラベル取得に取り組み、より多くの適合商品を展開するための努力を続けています。
LS700シリーズの特長
バッファローのLS700シリーズには、主に以下のモデルがあります:
1.
LS720DNBシリーズ (58,960円~) - SOHO向けの高速モデル、2ドライブ構成。
2.
LS710DNBシリーズ (31,790円~) - SOHO向けの高速モデル、1ドライブ構成。
3.
LS720Dシリーズ (39,050円~) - 個人向け、高速モデル、2ベイ仕様。
4.
LS710Dシリーズ (23,980円~) - 個人向け、高速モデル、1ベイ仕様。
これらの製品は、2.5GbEを搭載しており、高速なデータ転送が可能です。さらに、バッファローは「JC-STAR」のセキュリティー要件を満たすための厳格な基準を設け、ユーザーへの安全なインターネット環境を提供するため日々努力しています。
セキュリティー対策の具体的な取り組み
バッファローは「JC-STAR」に適合するために、以下のようなセキュリティー措置を施しています:
- - 管理画面へのログイン時、初期パスワードの固有化や変更必須化。
- - 誤ったパスワードを多回試行された際のアクセス制限。
- - 製品内の設定値の暗号化。
- - ファームウェアの自動更新機能を通じたセキュリティー関連のアップデート。
- - サポート期間内のセキュリティーアップデート提供。
- - 設定初期化機能の整備。
- - マルウェア混入リスクを回避するためのサプライチェーン管理。
このように、バッファローのLS700シリーズは、安全で快適なネットワーク利用を可能にするために、先進的なセキュリティー機能を実装しています。これにより、利用者が安心してIoT製品を活用できる環境を提供しています。
今後の展望
バッファローは、引き続き高いセキュリティー基準を満たした製品の開発・提供に取り組んでいく方針です。また、今後も「JC-STAR」の運営に参加し、IoT製品全体のセキュリティー向上にも寄与していくことを目指します。ユーザーが安心して利用できるIoT環境の確保は、製品選びの重要な要素であるため、ぜひバッファローの「JC-STAR」適合商品群に注目してみてください。