名古屋でバイオ炭の未来を探る「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」
2025年4月、名古屋のSTATION Aiにて、日本で初めて開催されるバイオ炭に関する国際的カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」が行われます。このイベントは、環境問題への関心が高まる中、バイオ炭を活用した持続可能な農業や脱炭素社会の実現に向けた貴重な情報交換の場となります。
兼松がプラチナスポンサーに
兼松株式会社は、このカンファレンスのプラチナスポンサーとして支援し、社員がDay2のパネルディスカッション「Carbon Insetting」に登壇します。バイオ炭産業の進展に向けたこの機会を通じて、多くの参加者に知識の拡充を促し、バイオ炭の重要性を広く理解してもらうことを目指しています。
カンファレンスの詳細
このカンファレンスは、名古屋大学発のグリーン&アグリテックベンチャーであるTOWINGと、アメリカのバイオ炭推進NGOであるInternational Biochar Initiativeとの共同開催です。国内外の専門家たちが集まり、2日間にわたって多彩なテーマでのプレゼンテーションやワークショップを行います。
- - 日程: 2025年4月22日(火)~23日(水)
- - 場所: STATION Ai(名古屋市昭和区鶴舞)
名古屋駅から2駅、JR鶴舞駅より徒歩6分
参加申込はこちら
プログラム概要
Day 1: 4月22日
- - Biochar Circularity: 循環型社会におけるバイオ炭の役割や、国内外の最新トレンドを紹介。
- - Biochar in Agriculture: バイオ炭の農業における具体的な利用法を事例と共に解説。
- - Research Pitch: グローバルで注目されるバイオ炭に関する研究を発表。
- - Networking Dinner: 参加者同士のネットワーキングを深める夕食会。
Day 2: 4月23日
- - Carbon Credit: クレジット市場の最新トレンドや、バイオ炭に関連する方法論を紹介。
- - Carbon Insetting: 兼松の社員が登壇し、カーボンインセッティングの具体例や取り組みを紹介。
- - Producer’s Session: バイオ炭メーカーの製造技術や取り組みについてのパネルディスカッション。
各セッションの合間には、ネットワーキングの機会も設けられているため、参加者同士の意見交換が活発になることが期待されています。
兼松の取り組みと未来
兼松グループは、2024年からTOWINGと協力し、高機能バイオ炭「宙炭」の普及に努めています。また、米国オハイオ州では新たに大豆の実験圃場で「宙炭」の試験導入を開始しました。これにより、持続可能な農業とユーザーへの環境負荷を低減した食用作物の供給を目指しています。
2024年4月から始まる中期経営計画「integration 1.0」では、GX(グリーン・トランスフォーメーション)を重視し、環境に優しい食料の供給体制を整えることで、持続可能な社会づくりに貢献していきます。
このカンファレンスを通じて、参加者が新たな価値を見出し、バイオ炭の利用を推進する一助となることを期待しています。バイオ炭の未来に興味のある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。