ミツカンのDX挑戦
2025-08-07 11:43:31

社員が主体となる生成AIの活用で変革を目指すミツカンの挑戦

創業220年のミツカンが目指すデジタル変革



愛知県半田市に本社を構えるミツカンは、創業から220年を迎える老舗企業です。その長い歴史の中で、時代の変化に対応することが求められており、特に近年ではデジタルテクノロジーの活用が重要視されています。2018年から始まったデジタル推進部の取り組みは、新たな時代を生き抜くための基盤を築くものです。

「フレンド会」の誕生



特に注目を集めるのが、社員主体の活動として2024年10月に発足した「生成AIフレンド会」です。このコミュニティは、新卒入社から4年目までの若手社員3名が中心となって企画・運営されています。社員が自発的に集まり、生成AIに関する知識を身につける場として、わずか半年で200人以上の参加者を集めるに至りました。

「ともに楽しむDX」



「フレンド会」は、役職や部門の壁を越えて、生成AIに興味を持つ社員が集まるコミュニティです。運営方針は「ともに楽しむDX」、つまり社員同士が楽しく、有意義に学び合うことが重要視されています。参加した全員がフレンドとして名前をつけられるこの場では、知識や成功事例だけでなく、失敗談も共にシェアし合うことで、真の学びが生まれます。

活動内容の紹介


フレンド会では、以下のような多岐にわたる活動が展開されています。

  • - 勉強会やワークショップ:生成AIの基礎から応用までを学ぶプログラムが定期的に開催。
  • - 情報共有:Teams上でのプロジェクトや実績に関する情報が気軽に共有され、自由な議論が行われています。
  • - 自主的なプロジェクト:参加者が興味を持つテーマについて、実践を通して学ぶことが奨励されています。

社員からの熱い支持


フレンド会が誕生した背景には、生成AIに関心を持ちながらも学びの場が不足していたという現状がありました。そこで、若手社員たちは「この熱意を無駄にしないために、自分たちでコミュニティを作ろう」と決意したのです。積極的に交流と学びを楽しめる場所を作ることで、社内の風土改革にも繋がっています。

生成AI活用の取り組み


フレンド会の活動を通じて、ミツカン内では生成AIを次々と実践に活かしています。具体的な例として、アジア向けのWebサイトを生成AIを活用して構築するプロジェクトがあります。このWebサイトは、ほぼ内製で制作される予定で、2025年2月のリリースを目指しています。また、商品展開や営業活動など、マーケティング戦略の構築にも生成AIが導入されています。

アクティブキャンペーンの成功


特に「生成AIを活用してうまくいったこと・失敗したこと」をテーマにしたアクティブキャンペーンは、大きな反響を呼びました。50件以上の投稿があり、議論が活性化。これにより、新しい意見を交わし合うオープンな雰囲気が生まれました。これまでの「知識を共有する」にとどまらず、社員同士が積極的に意見を交わし合う環境が整っています。

今後の展望


ミツカンのデジタル推進部は、これからも生成AIを活用し続け、業務の効率化や新たな価値の提供に勤しむ方針です。社員自らがDXに向けて動く姿勢が、組織全体に活気を与えています。かつての「やらされるDX」から、「自分たちで学び合い、楽しむDX」へと姿を変えたミツカンの挑戦は、今まさに進行中です。この新しい風土こそ、未来のミツカンを創る原動力となるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: 生成AI ミツカン フレンド会

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。