「OMG」タンパク質の発見
2026-01-28 12:42:09

認知症に対抗する新たな希望「OMG」タンパク質研究の発表

認知症対策の新たな突破口!OMGタンパク質の発見



NECグループのフォーネスライフ株式会社(東京・中央区)が、国際的な研究機関と共同で進めた新しい認知症研究が注目されています。この研究結果が、神経変性疾患の理解を深めるものとして、国際学術誌『Molecular Neurodegeneration』に掲載されました。

この研究では、「OMG(オリゴデンドロサイト・ミエリン・グリコプロテイン)」というタンパク質が、アルツハイマー病を含む認知症の発症リスクを低下させる可能性が示されました。驚くべきことに、OMGの量が多い人ほど脳の保護機能が高く、認知症の発症を防げる傾向があるとされています。

研究背景:アルツハイマー病とは?


アルツハイマー病やその他の認知症は、脳の神経細胞が破壊されることで引き起こされます。これまでの研究では、アミロイドβという物質の蓄積が主要因と考えられてきましたが、認知症のメカニズムはそれだけで説明できないことが多々あります。そこで、今回の研究は血液や脳脊髄液中のタンパク質に注目し、認知症のリスクや進行の度合いを探ることになったのです。

OMGとは?


OMGは、脳の中枢神経系に存在する糖タンパク質であり、主に神経を包むミエリンの形成に関与しています。これまでの研究では、ミエリンの成熟や維持に寄与することが示されていましたが、今回の発表によってOMGが脳を守る神経保護作用を持っている可能性が明らかになりました。

研究方法と結果の重要性


本研究には38の国際的な研究機関が参加し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、様々な地域や人種、疾患背景の異なる16のコホートから数万人分のデータが収集されました。最新のSomaScan™ Assay技術を用いて、血液中のタンパク質量を詳細に測定し、認知症の有無や脳の構造、記憶力の変化を照らし合わせました。

主な結果として、OMGの量が少ない人は脳内にアミロイドβがたまりやすく、認知症になるリスクが高いことが分かりました。また、OMGが少ないことで脳の萎縮が進むことや記憶力の低下も顕著に見られました。逆に、OMGの量が多い人は神経の構造が保たれており、認知症の発症リスクが低いことが示唆されました。こうした結果は、今後の認知症のリスク予測に大いに寄与するでしょう。

結論:OMGの重要性


本研究は、OMGが認知症に対してレジリエンス、つまり発症しにくい体質の一因である可能性を示しました。この発見により、OMGの量を測定することが、将来の認知症リスクを予測したり、早期対策を講じる手がかりとなるかもしれません。さらに、OMGを増やすための生活習慣改善や新たな治療法の開発にも繋がると期待されています。

フォーネスライフの取り組み


フォーネスライフは、デジタル技術を活用し、個々の健康状態に基づいた生活習慣改善提案を行っています。将来の疾病リスクを可視化することで、個人に適した健康管理法を提供する新しい形のヘルスケアサービスを展開しています。認知症に対する研究の成果を通じて、誰もが健康な生活を送れる未来の実現を目指しています。

この研究結果は、現在の医療現場に大きな影響を与える可能性があり、認知症に対する新しい治療法や予防策が期待されます。多くの人が関心を寄せるテーマであり、今後も注目が集まりそうです。


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