CentXの共創プログラム
2025-03-28 14:41:45

名古屋鉄道のCentXによる新たな共創プログラムと実証実験

名古屋鉄道が提供するエリア版MaaSアプリ「CentX」は、地域共創のデジタルプラットフォームとしてさらなる進化を目指しています。この度、名古屋鉄道は「CentX共創プログラム2024」において、2社のパートナー企業を選定し、実証実験を通じてサービスの強化・拡充を図ることとなりました。選ばれた企業の1社は株式会社Bashow、そしてもう1社は株式会社palanです。

実証実験の内容


1. 株式会社Bashowとの連携


Bashowは「おでかけ情報」の充実化を目指し、移動需要を創出することに特化した企業です。今回の実証実験では、乗換案内や「マイ駅」機能を通じて、駅周辺の最新のおすすめスポット情報を提供するサービスを展開します。具体的には、ユーザーが登録した「マイ駅」や、目的地として検索された駅において、実際の周辺情報がリアルタイムで表示される仕組みです。

実証期間は2024年3月31日から9月30日までの予定で、対象駅は豊橋駅、東岡崎駅、知立駅、名古屋駅など合計10駅に設定されています。これにより、ユーザーは移動中にスマホを通じて便利で質の高い情報にアクセスできることが期待されます。

2. 株式会社palanとのARデジタルスタンプラリー


もう一つのパートナー企業、palanはAR技術を活用しており、名鉄百貨店本店前のナナちゃん人形をテーマにしたデジタルスタンプラリーの開催を計画しています。この体験を通じて、名鉄名古屋駅や金山駅、神宮前駅周辺のスポットを巡る楽しさを提供します。

ユーザーがスタンプを集めることで、参加特典が用意されています。たとえば、スタンプを1個獲得するとCoke ON®ドリンクチケットがもらえ、5個獲得すると500円OFFクーポンが手に入ります。また、全8カ所のスポットを巡りスタンプを8個集めることで、限定のARナナちゃん体験や抽選でナナちゃんグッズがもらえる特典も!

このスタンプラリーの開催期間は2024年4月1日から6月30日までの予定です。AR体験の詳細は、「CentX 2024」特設サイトで確認できます。

共同で地域を盛り上げる取り組み


「CentX共創プログラム2024」は、名古屋鉄道グループのオープンイノベーションを進める一環として計画されています。今回の取り組みは、地域経済の活性化を目的としており、公共交通機関を利用しながら、沿線の魅力を知るきっかけともなるでしょう。今後、CentXアプリを通じてどのような新機能が展開されるのか、目が離せません。さらに、株式会社Bashowや株式会社palanとの共同実験が成功すれば、更なるサービスの進化も期待されます。

名古屋鉄道の「CentX」が、地域にどのような新しい価値をもたらすのか、そしてその成果をどう活用していくのか、今後の展開に注目です。最新の情報はCentXアプリの公式サイトにて随時更新される予定ですので、ぜひチェックしてみてください。


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