カゴメ株式会社、CDP水セキュリティで最高評価を獲得
カゴメ株式会社(本社:愛知県名古屋市中区)は、環境非営利団体CDPが行った水資源管理に関する評価で、最高評価の「Aリスト企業」に選定されました。この評価は、企業が水資源の管理や保護にどのように取り組んでいるかを評価するものであり、持続可能な社会を目指す企業活動の重要性を示すものです。
CDPは、環境問題に関心を持つ機関投資家と連携し、企業や自治体の気候変動対策や水資源保護などを調査しています。これにより、企業の環境への取り組みが評価され、より持続可能な経済に向けた意思決定材料として利用されています。2025年の調査では、22,100社以上の企業が情報を公開し、その結果が広く活用されています。
水資源に関して、企業に求められるのは、リスクや機会の特定、方針や戦略の策定・実行などです。カゴメは、自然の恵みを生かした事業を展開しており、持続可能な地球環境の維持を重要な経営基盤として位置づけています。
具体的には、CO₂排出量の削減、石油由来プラスチックの使用削減、生物多様性への配慮など、環境に優しいさまざまな活動を推進していますが、中でも水の保全には力を入れています。2018年には「水の方針」を策定し、水のリスク調査や生産拠点での取水量削減、水の浄化と循環利用を活発に行っています。
カゴメの水の方針
1.
水リスクの把握: カゴメグループおよび主要サプライヤーの水リスクを把握。
2.
取水量の削減: 地域の水資源を守るために取水量の削減に努めています。
3.
水の還元: 使用した水はきれいにして地域に還元します。
4.
地域に合った対策: 水リスクの高い事業所での地域に合わせた水の対策を推進します。
これからもカゴメは、持続可能な地域の水資源を守るため、地域に合った取り組みを続けていくことでしょう。詳細については、
こちらからご確認ください。カゴメの活動を通じて、より良い未来を築くための努力を見守りたいものです。