名古屋東急ホテルが新たな情報発信拠点『スタジオ・ドロワ』をオープン

名古屋東急ホテルが新たな情報発信拠点『スタジオ・ドロワ』を開設

2025年3月、名古屋東急ホテルの4階に、新たな情報発信の場となるYouTubeチャンネル『スタジオ・ドロワ』が誕生しました。運営を行うのは株式会社Myフィールドで、代表取締役の馬渕正祥氏が手掛けています。これにより、都市型ホテルの新たなモデルケースが確立されることを目指しています。

都市型ホテルの挑戦：自ら情報を発信する時代へ

近年、様々な業界で自ら情報を発信することが重要とされています。『スタジオ・ドロワ』は、名古屋東急ホテルの写真室のリソースをフル活用し、情報を発信するメディアとして設立されました。ホテルが独自のメディアを持つことで、ブランドの個性を際立たせ、高級感を持ちながら他のホテルとの差別化を図ることが可能になります。

更に、ホテル内にあるレストランやショップと連携したコンテンツ制作を行い、宿泊客の館内での利用促進を狙っています。この仕組みによって、動画広告やスポンサー契約から得られる収益化のチャンスも生まれるため、新たなビジネスモデルの構築にも寄与することでしょう。

『スタジオ・ドロワ』では最新の撮影機材と専門スタッフを配置し、高品質な映像制作が実現可能です。その結果、ホテルのブランド価値を一層高める重要な拠点として機能します。

トレンドの仕掛け人と地域の魅力を深掘り発信！

現在、『スタジオ・ドロワ』では、2つの番組を制作しています。「トレビト」と「発信！ご当地アンテナルーツ」です。「トレビト」は、トレンドを生み出す人々に焦点を当て、その情熱やアイデアの背景を探る内容となっており、一方で「発信！ご当地アンテナルーツ」は、地域の魅力を視聴者に伝えることで、新たな発見と価値を提供しています。

これらの番組を通じて、名古屋の地域文化やトレンドの変遷に迫る魅力的なコンテンツを視聴者に届けることが期待されています。

ホテル内のテナントと協力し、新たなメディアへ

『スタジオ・ドロワ』は、今後ホテル内の他のテナントと連携し、飲食、ウェルネス、美容など、多様なジャンルのコンテンツを配信していく予定です。これにより、宿泊客だけでなく観光客にも興味を引く多彩な情報を提供し、館内施設の利用促進を図ります。

この取り組みは、都市型ホテルがメディアとして機能する新たなモデルケースを目指しており、宿泊、飲食、体験型コンテンツを融合させることで、地域における新しい価値を創造します。