飛行機サウナ体験
2025-07-02 09:35:24

小牧市に誕生した飛行機サウナで空を旅する特別な体験

小牧市に誕生した飛行機サウナで空を旅する特別な体験



2025年6月21日、愛知県小牧市の「天然温泉こまき楽の湯」に、ユニークな“飛行機サウナ”がオープンしました。これまでにも飛行機が見える露天風呂として親しまれてきた同施設に新たな魅力が加わり、地域密着型観光の新しい形を提案しています。このサウナに入ると、目の前を飛行機が通り過ぎる感覚を体験でき、まるで空の旅に出かけたかのようです。

空のまち・小牧を全身で感じる新たなサウナ体験



小牧市は、県営名古屋空港(通称:小牧空港)に近接しており、フジドリームエアラインズ(FDA)の多彩な旅客機が日常的に発着しています。この背景を元に、「飛行機が見える露天風呂があるなら、飛行機を感じるサウナも作れるのでは?」というユニークなアイデアが生まれました。

このプロジェクトは、地域のクリエイターたちとのコラボレーションを経て実現。クラウドファンディングで支援を募り、100名以上の方々が参加し、目標金額300万円を達成しました。支援いただいた皆様の熱意によって、空を飛ぶようなサウナ体験が可能になったのです。

機内を模した飛行機サウナで非日常を体験



飛行機サウナは、機内キャビンをイメージした3層の構造を持つ本格的なサウナです。設計は春日井市の「株式会社アーティストリー」によるもので、曲線を描く天井や航空機風の丸窓、シート型のベンチなどが特徴です。光の変化によって、朝、昼、夕方の異なる空を体感できます。

使用されているサウナストーブは、メトス社製の「IKIヒーター」。360度配置されたサウナストーンは、均一で力強い熱とやさしい蒸気を生成し、30分ごとに行われる熱波演出は、まさに“ととのいのフライト”を体験させてくれます。

空港ラウンジのようなエントランス



サウナのエントランスには、FDAから寄贈された退役機「4号機」の客室シートや壁面が展示されています。これにより、空港ラウンジのような雰囲気を演出し、来館者がまるで搭乗前のような気分を味わえます。各所には航空関連の装飾が施され、サウナ室への期待感を高めます。

食事処で楽しむ航空自衛隊監修のメニュー



館内の食事処では、航空自衛隊小牧基地による「空自空上げ」というおいしい唐揚げを楽しむことができます。このメニューは、地元食材に名古屋名物の手羽先風の味付けを組み合わせた特製レシピ。食事と共に小牧ならではの味を楽しむことができ、訪れる全ての人に喜ばれています。

今後の展望



飛行機サウナは、空と地域を結ぶ新しい銭湯の形です。これからも「こまき楽の湯」は、地域に密着した温浴施設として、さらなる魅力を発信し続けます。空を背景に心温まる体験ができる“飛行機サウナ”に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

施設情報


  • - 名称: 天然温泉こまき楽の湯
  • - 創業: 2003年12月
  • - 住所: 愛知県小牧市郷中2丁目182-2
  • - 電話番号: 0568-41-1010
  • - 公式HP: こまき楽の湯



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