テルミックの3D革新
2025-03-31 09:31:23

愛知県刈谷市のテルミック、3D技術で部品製作を革新し、DXアワード受賞

愛知県刈谷市に本社を置くテルミックの革新



ものづくりのエンターテイナーとして知られる株式会社テルミックは、愛知県刈谷市に本社を構え、革新的な金属部品加工を手掛けています。こちらの企業は『ものづくりのエンターテイナー』というスローガンのもと、IT技術を駆使して製造業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めています。特に、新たに導入されたアプリケーションは、営業と製造スタッフのコミュニケーションを向上させるために設計されており、革新的な風を吹き込んでいます。

デジタル化により見える化を実現



テルミックが社内向けに開発したこのアプリでは、図面をスマホのカメラで撮影するだけで、3D画像として画面に表示されます。この技術により、特に製造業において営業スタッフが製品形状を素早く理解することができるようになりました。これまで商談などで必要とされていた図面の知識がなくても、従業員はスマホ一つで直感的に理解することが可能です。

このアプリは、図面を読み取るだけでなく、表示された3Dモデルを上下左右に動かしたり、回転させたりすることができますので、円滑な打ち合わせが実現します。特に新入社員や技能に自信がない者でも、即席で製品加工の内容について意見交換ができる環境が整えられています。このことで、外出先での打ち合わせもスムーズに行えるようになっています。

先進的なデータ管理とセキュリティ対策



現在、テルミックは2Dと3Dのデータをすべて自社のサーバーに格納しており、QRコードで管理番号を呼び出しアプリにデータを表示するなど、効率的なデータ管理を実施しています。今後はデータベースをさらに充実させ、3D画像の自動生成も目指しています。もちろん、情報の保護と管理は厳格に行われ、万全のセキュリティ対策が施されています。

業務効率を向上させる発注自動化システム



追加として、テルミックでは海外の協力企業とのやり取りも進化させています。従来はメールで行っていた発注を、基幹システムを使って「注文書を発行する」ボタンを押すだけで自動的に発注書PDFが送信される仕組みを導入しています。このシステムは協力企業との情報共有を容易にし、業務の効率化を実現しています。

DXアワード受賞の成果



このような取り組みが評判を呼び、テルミックは第一回NAGOYA DX・生産性向上アワード2024で「審査員特別賞」を受賞しました。このアワードは地域の中小企業の優れた取り組みを表彰するもので、特に攻めのDXを推進している企業としての評価を受けました。テルミックはこれからも「紙ゼロ、ルーティンゼロ、残業ゼロ」という3ゼロアクションのもと、さらなる技術革新に取り組んでいきます。

社歌やラジオ番組も



更に、テルミック は社歌の制作にも力を入れており、オリジナルのテーマソングも完成させました。また、自社制作のラジオ番組「テル★ラジ」も毎週水曜日に放送中。様々な情報発信を行うことで、企業のブランド力向上を図っています。

まとめ



今回ご紹介したテルミックのDX化と、それを支える革新的なアプローチは、地域の産業をリードする存在として注目されています。今後の展開にも期待が高まります。


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