新しいアルミ製小ひさし「アールエスバイザー」登場
株式会社ダイケンから、木造住宅に後付けできるアルミ製の新しい小ひさし「アールエスバイザー® RS-MS-W/RS-M-W型」が、2025年12月17日より販売開始されます。これにより、家の外観を損なうことなく、利便性と快適性を向上させることが期待されています。
木造後付けひさしの利点
庇(ひさし)は、雨による侵入を防ぐだけでなく、夏の強い日差しを遮り、室内の温度上昇を防ぐことができる重要な要素です。これにより冷房機器の効果を高め、省エネルギーにも寄与します。今回発表された後付けひさしは、木造建築物の外壁が完成した後でも取り付けられる点が最大の魅力です。
特に、施工には別途必要な下地材を取り付けし、窯業系サイディング(横張り)のみで対応可能です。RS-MS-W型はコーチスクリュー、RS-M-W型は六角頭ねじを使用して簡単に設置できます。
新製品「アールエスバイザー®」の特徴
新たに投入される「アールエスバイザー®」は、シンプルなデザインが特長で、住宅の外観にしっくりと馴染むよう考慮されています。具体的には、2つのタイプ「RS-MS-W型」と「RS-M-W型」があり、それぞれ出幅が異なるため、お好みに応じた選択が可能です。
- - RS-MS-W型: 200㎜または300㎜の出幅、横幅は500㎜から1㎜単位で調整可能。
- - RS-M-W型: 100㎜または180㎜の出幅、横幅は同様に500㎜から1㎜単位でカスタマイズ。
カラーバリエーションは、シルバーとステンカラーの2種類を用意されており、外観に合わせて選ぶことができます。特に、RS-MS-W型はブラケット式であり、設置が容易なのもポイントです。
コストと耐久性
価格面では、例えば出幅200㎜、幅1800㎜の場合、RS-MS-W型で44,500円(税抜)からのスタート。RS-M-W型は出幅100㎜の場合、25,800円(税抜)です。両製品とも、消費税や取付部品、運賃などは別途必要です。
耐積雪高は60cm(1800N/㎡)に対応しており、地域の気候条件にも十分に対応できる耐久性を誇ります。窓や勝手口の上部に取り付けるのに最適な製品となっています。
未来に向けた展開
ダイケンは今後も、省エネルギーを促進する製品ラインアップを強化していく意向を示しています。設置場所やニーズに応じた多様な形状の庇(ひさし)を提供することで、さらに快適な住環境作りに貢献することを目指します。
株式会社ダイケンの概要
株式会社ダイケンは、1924年に創業以来、建築金物やエクステリア製品を幅広く展開してきました。住環境の充実をサポートする総合メーカーとして、日本の建築業界で確固たる地位を築いています。特に、駐輪場屋根や自転車ラックの製造においてはトップブランドとして知られ、家庭用物置を初めて製造した業界のパイオニアでもあります。
ダイケンの製品は、日常生活における「当たり前」な存在であり続けるために、常に革新を追求する姿勢が高く評価されています。これからも多様なニーズに応じた製品を通じて、住まいの快適さを追求し続けることでしょう。