新たな資産管理のスタイル「家族信託」を知っていますか?
近年、家族信託(民事信託)という仕組みが注目を集めています。これは、判断能力があるうちに大切な財産を信頼できる家族に託すことで、判断力が低下した後でもご本人の希望に沿った管理や運用ができる仕組みです。特に、相続や資産承継のニーズが高まる中で、多くの方がこの制度を利用するようになっています。
ファミトラとSBI証券の業務提携
この度、家族信託サービスを提供する「株式会社ファミトラ」が、金融サービスで知られる「SBI証券」と業務提携を結びました。この提携により、SBI証券と連携する独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)が、ファミトラの家族信託サービスを顧客に案内することが可能になりました。これにより、双方の顧客にとって利便性の高いサービスが実現します。
SBI証券はこれまでの金融サービスに加え、相続・資産承継領域でのサービスを強化しており、ファミトラとの提携はまさにそれに沿ったものです。これからの相続や資産管理において、顧客一人ひとりのニーズに応じたオーダーメイドのコンサルティングが提供されることでしょう。
ファミトラの家族信託サービス
ファミトラは、家族信託がまだ十分に普及していない日本市場において、デジタル技術を駆使して手続きの煩雑さやコストを軽減し、多くの方が手軽に利用できるサービスを提供しています。信託の組成後は専門の弁護士が作成した契約に基づき、一生涯にわたる運用サポートも行っており、ご本人やご家族が安心して資産を管理できる環境を整えています。
家族信託の組成と運用サポート
ファミトラでは、まず個別面談で家族の財産を棚卸しし、本人の老後の希望をしっかりとヒアリングします。その後、家族会議を通じて最適な家族信託の形を提案します。こうした手厚いサポートにより、顧客は安心して信託の組成を進められるのです。
さらに、家族信託の運用においても、ファミトラは独自に開発したアプリや連絡相談体制を活用して、財産を託されたご家族が円滑に管理・活用できるようバックアップします。これにより、契約内容に則った適切な運用が可能となり、家族全体が安心できる環境を提供します。
まとめ
ファミトラは「人生100年時代のコンシェルジュ」として、家族の幸せを考え、「家族信託をあたりまえに」することを目指しています。今後はさらなるテクノロジーの進化に伴って、より多くの人々が平等に家族信託を利用できる時代が待ち望まれます。ファミトラとSBI証券の提携によって、家族信託は身近で手軽な選択肢としてますます深化していくことでしょう。それによって、日本の家庭に新たな安心をもたらすことが期待されています。今後の両社の動向に注目です。