クリエイターに新たな門出を!ibisPaintとWacom MovinkPadの連携
株式会社アイビスが手がけるペイントアプリ「ibisPaint」が、株式会社ワコムの「Wacom MovinkPadシリーズ」とのコラボレーションを発表しました。この新たな提携により、ibisPaintの無料版「ibisPaint X」が、ワコムの新しいクリエイティブデバイスにプリインストールされます。サービスは2023年12月17日から開始され、クリエイターたちにとって今まで以上に便利な創作環境が整います。
使いやすさが際立つ移動式クリエイティブパッド
ワコムが提供する「Wacom MovinkPadシリーズ」は、どこにいても描きたいと思った瞬間にイラストを生み出せる、オールインワンのポータブルデバイスです。このデバイスは、ペンを使った高度な描画体験を実現し、PCなしでも完結する作業環境を提供します。ユーザーは、思いつきをすぐに形にできるこのデバイスを通じて、自由な表現が可能となります。
アプリ連携によるシームレスな制作フロー
この連携によって、Wacomの「Wacom Canvas」で描いたスケッチを直接ibisPaintで開くことが可能に。さらに、「Wacom Shelf」と呼ばれる作品管理ツールを利用することで、ibisPaintのプロジェクトファイル(IPV形式)を整理・管理できます。JPEGやPNG、WEBP、TIFFなど、よく使われるファイル形式と共に作品を整頓できるため、クリエイションのプロセスがスムーズになります。この新しいワークフローにより、アイデアのスケッチから完成までを1台で行うことができる新境地が開かれました。
充実した特典でクリエイティブライフをサポート
Wacom MovinkPadシリーズのユーザーには、「ibisPaint プレミアム会員」機能が180日間無料で提供されます。この特典を利用すると、さまざまな高度な機能を活用できるため、より快適な創作体験が可能になります。ただし、成約の前提としてWacom IDの登録が必要です。これにより、クリエイターたちはより自由かつ直感的に創作活動を行うことができるようになります。
コメントと展望
ワコムのシニアバイスプレジデント、矢野幸治氏は、この連携が「Wacom MovinkPadシリーズ」でのクリエイティブ体験をより多様にするものだと強調しています。社のクリエイティブエコシステムが世界中のアートコミュニティとつながることで、革新の場を提供できると確信しているとのことです。また、アイビスモバイル事業部の井上結加課長は、自由で直感的な創作環境の提供を喜びとし、クリエイターの新しい表現の幅を広げることを願っています。
ibisPaintの魅力と今後の展望
ibisPaintは、指一本で本格的なイラストが描けるモバイルペイントアプリです。基礎機能は無料で利用でき、多くのユーザーに愛されています。2023年9月末の時点での累計ダウンロード数は5億を超え、世界中でアートコミュニケーションを創造することを目指しています。日本のアニメやマンガの文化を広める役割も果たしています。
現在のデジタル時代において、ibisPaintはさらなる機能拡張と使いやすさの向上を目指し、グローバルに展開しています。デジタルアートを楽しむユーザーに寄り添い、彼らの「描く楽しさ」を支援し続ける存在であり続けることを目指しています。本提携により、多くのクリエイターが新しい表現方法に出会えることを期待しています。