クラウドアプリの効率的な管理を実現する新サービス
近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中で、クラウドアプリの活用が増えています。しかし、リモートワークやモバイルデバイスの普及に伴い、クラウドアプリの管理が難しくなり、多くの企業でシャドーITが問題となっています。このようなシャドーITは、企業のIT資産の未把握な利用を指し、情報漏洩などのリスクを引き起こす要因となります。
このような背景を受け、株式会社シーイーシーは8月1日より、クラウドアプリの信頼性評価と管理を支援するサービス『クラウドアプリ信頼性評価』を開始しました。この新サービスは、クラウドアプリの可視化と管理を一元的に支援し、情報システム部門の負担を軽減することを目的としています。
『クラウドアプリ信頼性評価』の概要
『クラウドアプリ信頼性評価』は、クラウドアプリの信頼性を評価し、その評価に基づいてホワイトリスト登録や運用支援を行います。これにより、企業は安全にクラウドアプリを活用できるようになります。サービスは最短で翌日に評価結果を提供するため、スピーディな導入が可能です。
主な特長
客観的な評価: シーイーシーは、豊富な実績をもとに、クラウドアプリ及びその提供事業者を二段階で評価します。このプロセスにより、従来の方法では見落とされがちなリスクも可視化できます。
迅速な評価結果: 通常、クラウドアプリの評価には約1ヶ月を要しますが、シーイーシーの新サービスでは、最短翌日に結果を提供します。これにより、従業員のクラウドアプリ使用の要望に迅速に応えることができます。
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月次レポートでの可視化: サービス利用者には毎月レポートが配信され、クラウドアプリの使用状況や新たなシャドーITの発生を把握し、必要に応じて新たな信頼性評価や管理を依頼できる体制が整っています。
サービスの提供内容と費用
『クラウドアプリ信頼性評価』には、信頼性評価やホワイトリスト登録、月次レポートの作成サービスが含まれています。
- - 初期費用: 22万円(税込)
- - 月額費用: 33万円(税込)
- (信頼性評価:3件、ホワイトリスト登録:3回、月次レポート作成:1回)
- なお、企業のニーズに応じて個別のカスタマイズも可能です。
シーイーシーの期待
シーイーシーは、クラウドアプリの信頼性評価を「CEC POC」というセキュリティ対策製品の運用最適化サービスの一部として提供し、2050年までに約25億円の売上を見込んでいます。これは、今後のセキュリティニーズの高まりに対応するための重要なステップです。
結論
クラウドアプリの利用が増え続ける中で、その管理と評価を効率化する新しい試みである『クラウドアプリ信頼性評価』は、企業にとって必須となるサービスと言えるでしょう。安全なIT環境を維持するためにも、この新サービスの導入を検討してはいかがでしょうか。