愛知・名古屋の解体工事DX企業が地域課題に挑む
愛知県名古屋市に本社を置く株式会社クラッソーネは、東京電力グループの東電用地株式会社と業務提携を結びました。この提携は、公共事業における地域課題の解決を目指しています。両社は、「安全で安心な地域社会の実現」および「持続可能なまちづくり」を共通の目標として掲げています。
提携の背景と意義
日本国内の都市部では、特に「木造住宅密集地域」や「開かずの踏切」といった深刻な社会問題が浮上しています。これらの課題は、防災や安全性に影響を及ぼし、さらには地域住民の生活環境にも悪影響を及ぼすため、早急に解決が求められています。
クラッソーネは、社会のニーズに応える形で、解体工事領域における「クラッソーネ」サービスを運営し、全国に2,300社以上の専門工事会社と施主を結びつけてきました。実績として、累計16万件以上の工事を手がけており、その中で得た知見を活かして、地域の問題解決に向けた取り組みを今後も進めていきます。
一方、東電用地は、東京電力グループの一員として、電力設備の用地取得や管理を行ってきました。近年では、その豊富な経験と技術を基に、再生可能エネルギー事業者や鉄道事業者からの受注も行い、新たなビジネス領域を拓いています。この提携により、両社の専門性を結集し、地域社会が抱える課題をより効率的に解決することが期待されています。
代表者のコメント
今回の提携に関して、クラッソーネの代表取締役CEOである川口哲平氏は「『街の循環再生文化を育む』というビジョンに基づき、地域の安全性を高め、持続可能な社会を築くための重要なステップだと考えています。両社の専門性を生かし、より具体的で実行可能な形で地域貢献を実現していきたいです」とコメントしています。
クラッソーネサービスの特徴
クラッソーネは、2020年に全国展開を開始した解体工事マッチングサービスです。このサービスは、施主のニーズに基づいて最適な施工会社を提案し、ビジネスプロセス全体をオンラインでサポートしています。契約手続きも電子契約によって簡略化されており、手続きの負担を軽減する役割を果たしています。
さらに、解体工事の概算費用を短時間で算出できる「解体費用シミュレーター」や、解体後の土地の売却査定も行う「すまいの終活ナビ」も提供。これにより、公民連携を通じた空き家対策事業が国土交通省の採択を受け、地域ニーズに応じた施策の一環として機能しています。
未来への期待
両社の提携は、地域が抱える課題を解決するだけでなく、安全で持続可能な未来を築くことにも貢献します。今後の取り組みに目が離せません。名古屋エリアでの活動が、地域の発展や課題解決につながることを期待しています。これからもクラッソーネと東電用地の動向に注目していきたいところです。