愛知県清須市が誇る福祉のヒーロー
愛知県清須市にて、全国社会福祉法人経営者協議会が開催する「社会福祉ヒーローズ2025」で、ラマ・サビナさん(30歳)が見事に「ベストヒーロー賞」に輝きました。彼女はネパール出身で、外国籍による受賞は初の快挙となります。今回の受賞は愛知県からのグランプリ受賞も初めてであり、多くの方々にインスピレーションを与える存在となっております。
全国大会の開催
2026年1月28日、水曜日に東京で行われたこの大会では、全国から集まったファイナリストたちがそれぞれの活動や経験をプレゼンテーションしました。ラマさんはその中で93点を獲得し、約1点差で2位に付けた兵庫県明石市の佐藤涼さんを抑え、トップの栄冠を手にしました。大会は「特別審査員」「学生審査員」「事前一般審査員」の合計得点に基づいて評価されます。
受賞の瞬間とラマさんの抱負
受賞の発表を聞いたラマさんは感動し、自身の受賞スピーチでは日本の介護の魅力を広めていく決意を述べました。「ベストヒーローに選ばれてとても嬉しいです。今後も利用者さんに寄り添い、日本式の介護を世界中に伝えていきたい」と語り、感謝の気持ちと抱負を語りました。
特別審査員の一人は、彼女のプレゼンテーションについて「母国語ではない日本語でここまで表現できるのは素晴らしい。ネパールに帰った際には、日本式の介護を広める架け橋となるかもしれない」という期待を込めて評価しました。
ゆうちゃみさんのコメント
受賞式にはゲストとしてモデルでタレントの「ゆうちゃみ」さんも参加し、ラマさんのプレゼンを称賛しました。彼女は「ラマさんの笑顔を見ることで、たくさんの人が救われていると実感しました」とコメントし、福祉の魅力を再認識しました。
ラマ・サビナさんの取り組み
ラマさんはネパールで看護学校を卒業後、介護技能実習生として来日し、2024年には国家資格である「介護福祉士」に一発合格しました。現在は特別養護老人ホーム「ペガサス春日」でリーダー介護員として勤務する傍ら、地域の訪問活動を通じて「外国人でも介護福祉士として働ける」というメッセージを発信しています。
また、ラマさんは日常会話ができるレベルの日本語能力試験N2を取得し、さらなるスキルアップを目指して認知症ケアの資格取得も考えています。
社会福祉ヒーローズの意義
「社会福祉ヒーローズ」は、福祉業界で活躍する20〜30代の若手職員を表彰し、福祉の魅力を広めることを目的とした賞です。2018年に創設されて以来、この活動を通じて53人の受賞者が誕生しました。受賞者には福祉の魅力を発信するための活動支援金も贈呈されるなど、福祉の未来を担う若者たちの働きが評価されています。
今後もラマ・サビナさんの活動から目が離せません。彼女の情熱が、福祉の世界を変える力となることでしょう。