太陽光発電研修
2025-12-17 11:26:24

三重県で太陽光発電事業の保守技術向上研修を実施!

三重県での太陽光発電事業保守点検技術研修



12月2日、三重県が主催した「太陽光発電事業保守点検技術向上研修」が、国内最大級のメガソーラー施設として知られる木曽岬干拓地にて行われました。この研修は、太陽光発電のO&M(保守・管理)事業を手掛ける株式会社エネテクが中心となり、取締役CTOの松尾がメイン講師を務めました。その目的は、三重県内の太陽光発電事業者の技術力を向上させることです。

研修の実施背景と目的



今回の研修は、国の「再エネ特措法」に基づき、発電事業者に適切な保守点検の実施が求められるようになったことから実施されました。ミニマムな事故を防ぐための保安技術の底上げが求められており、そのための技術提供が必要とされています。

参加者は約78ヘクタールの施設を利用し、約20万枚の太陽光パネルが並ぶ環境を舞台にしました。机上の学問ではなく、実際の設備を使用した実践的な技術指導を行うことが重視されました。

座学研修:



座学では、松尾が太陽光発電システムの基本から、コネクタの焼損という重大なリスクについて詳しく解説しました。その原因となる施工不良や経年劣化を事例を交えて紹介し、点検ポイントを指導しました。また、ケーブル盗難に関する話題も取り上げられ、加工が進む銅線が狙われる理由や対策の重要性が強調されました。これにより、参加者は現実的な課題とその防止策について深く理解することができました。

松尾は、「絶対の正解はないが、犯人に狙われにくい状況を作ることが大切」と語り、防犯への配慮も重要であると強調しました。

実地研修:



午後は、ドローンを使用した実地研修が行われ、エネテクが提供するO&Mサービス「ソラパト」のノウハウを用いた点検技術の実演が行われました。国家資格を持つ操縦者がドローンを使用し、赤外線カメラを駆使した高精度の点検方法が紹介されました。この方法を用いれば、広大なメガソーラー発電所であっても、わずか1日で点検を完了できる効率性が示され、参加者たちはそのスピードと精度の高さに驚きを隠せませんでした。

今後の展望



本研修を通じ、正しい保守点検技術の普及とともに、災害時にも機能する太陽光発電設備の実現が目指されます。エネテクは今後も自治体や業界団体と連携し、再生可能エネルギーの発展へ貢献していく方針です。

会社概要



株式会社エネテクは、愛知県小牧市に本社を置く企業で、太陽光発電メンテナンス(O&M)や高圧電気設備の保安管理などを手掛けています。私たちは、太陽光発電所のトータルO&Mサービス「ソラパト」を提供しており、高精度な点検や除草、パネル洗浄などを一括で行っています。これにより、発電ロスを抑制し、設備の長寿命化を図り、お客様の収益を最大化するお手伝いをしています。詳細はこちらから

(お問合せ先: 株式会社エネテク 広報課, 電話: 052-746-9922, メール: [email protected])


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