国境を越えて共創するロンボク島の町づくり
ロンボク島はインドネシアで注目を集める観光地で、特に豊かな自然と独自の文化が魅力です。この地で、日本人事業者たちがササク民族と共に進める町づくりプロジェクトが、本格的に動き出しています。これは、一人の日本人の夢から始まり、複数の事業者が集まり共に町を育てる共創型のアプローチが特徴です。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、短期的な利益を求める従来の観光開発とは一線を画し、「人が暮らし、働き、関係性が積み重なる町」を作ることを目的としています。急速な外資主導の開発が進む地域がある中、ロンボク島では余白が残されており、徐々に持続可能な形で町づくりが進行中です。
現在の取り組み
プロジェクトでは、生活基盤や仕事の環境整備を意識した取り組みが進っています。現地では、以下のような施設が建設中です。
- - レストランの整備
- - 道路の整備
- - 宿泊施設の設計
- - 工房や小規模事業の導入
これらは全て、日本人と現地メンバーの連携によって実現されており、具体的な形が見え始めています。特に注目すべきは、2026年夏に完成予定のバンブーレストラン。地域の素材を活かし、町の象徴となるマインドで設計が進んでいます。
地域との関わり
このプロジェクトでは、ササク民族との持続可能な関係を築くために、文化イベントも多く実施しています。日本の食文化を紹介するまぜそばフェスや地域住民参加の釣り大会、さらにはウエディングイベントの開催など、日常と特別な時間が交差する場所としての役割も果たしています。
膨らむ共創の輪
プロジェクトには、日本からも幅広い事業者が参加しています。伝統的な茶舗から地方の飲食事業者、大手企業グループによる協力まで、多様な業種が集結し、それぞれの強みを活かしながらプロジェクトを支えています。このような多様性が、町づくりの広がりを促進しています。
定期的な情報発信は、YouTubeチャンネル「ロンボク島で町づくり」を通じて行われ、多くの人々にその様子が伝わっています。
将来への期待
ロンボク島の町づくりはまだ始まったばかり。今後は、町の機能をさらに拡張することと、地域に根ざした事業展開への参加を促進していくことが目指されています。単なる投資先に留まらず、地域と共に育てていくという新しいビジョンが掲げられています。
まとめ
ロンボク島の町づくりは、個人の思いから始まり、今では多くの人々が関わる共創的な場へと変貌を遂げています。国境や立場を超えて、人と人が向き合い、共に成長するこのプロジェクトは、今後の地域開発のひとつのモデルとなることを目指しています。
プロジェクト責任者
このプロジェクトは、日本人の中邨宏季がリーダーシップを取る中で推進されています。彼はロンボク島に14年間在住し、現地住民との信頼関係を築きながら、地域との共存を重視した町づくりに尽力しています。
関連記事や進捗は、公式ウェブサイトやYouTubeで随時更新されていますので、ぜひチェックしてみてください。