環境意識を育む宿泊体験の新しい形
名工銘鈑株式会社は、最近、株式会社JTBコミュニケーションデザインと協力して、環境配慮型の宿泊プラン「CO₂ゼロSTAY®」向けに、特別な木製タグを制作しました。このタグは宿泊者に「見えるエコ」を提供し、彼らの環境意識を高めることを目的としています。
CO₂ゼロSTAY®とは?
「CO₂ゼロSTAY®」は、宿泊を通じて環境に優しい行動につながる仕組みを提供する宿泊プランです。このプランは、宿泊中に出るCO₂排出を減少させるため、森林保全などの環境活動を支援する「カーボン・オフセット」を採用しています。旅行者が心身共にサステナブルな体験をすることを目指しています。
特製木製タグの特徴
この木製タグは、環境に配慮したMDF素材(木材の端材を再利用)やオーガニックコットンを使用しています。宿泊先のホテルごとに異なるロゴデザインが施されており、旅行の思い出としても楽しめるよう工夫されています。デザイン性と耐久性が高められており、スーツケースに付けることができます。
また、宿泊後も香水を吹きかけるディフューザーやインテリアとして再利用できる点が特徴です。これにより、常日頃から環境への配慮を意識する手助けをしています。
プロジェクトの発端と未来への期待
このプロジェクトは、2025年に東京ビッグサイトで開催される「グリーンマテリアル2025」から始まりました。名工銘鈑は、SDGs(持続可能な開発目標)を基にしたものづくりで地域社会に貢献することを目指しており、JTBの「CO₂ゼロSTAY®」の取り組みへの共鳴からこのプロジェクトへの参加が決まりました。実際に、JTBの吉田梨紗氏も「エコタグが顧客に環境意識を持たせるきっかけになれば嬉しい」と語っています。
名工銘鈑の木村純平も、宿泊を通じて環境配慮への意識を体験として届けることが、社会全体の意識改革につながることを期待しています。今後も、より多くの人に環境保護の重要性を伝えるための仕組みづくりに努めるとのことです。
名工銘鈑株式会社の会社概要
名工銘鈑は、愛知県北名古屋市に本社を構える印刷機械メーカーです。自動車部品業界からの多くの依頼を受け、技術の向上に努めています。会社の設立は1958年で、品質管理や技術開発とともに多様なニーズに応える製品を提供しています。
- - 会社名:名工銘鈑株式会社
- - 代表者:代表取締役社長 田中俊行
- - 設立:1958年4月7日
- - 事業内容:印刷、加工、品質管理、技術開発
- - 本社所在地:愛知県北名古屋市
- - 会社URL:名工銘鈑株式会社
- - SNS: Instagram
- - EC: 木製雑貨ショップ
この新しい取り組みが、多くの人々の環境意識を高め、持続可能な社会への一歩となることを願っています。