名古屋市中区大須に、社会課題の解決に特化したコワーキングスペース「ReHope Base(リホープベイス)」が2026年1月にオープンします。このスペースは、株式会社Life Crayon Styleが運営し、社会課題解決型の起業支援を中心に展開される予定です。
サポートの背景
日本社会には、様々な事情により「希望」を持たない方々が存在します。このような「希望格差®️」を解消することを目指し、同社は債務超過に陥った企業の再建や新たな起業支援のためのコンサルティング、さらに教育イベントなどを行ってきました。過去10年間にわたって、200以上の業種、1,000件以上の企業をサポートしてきた実績があります。
「ReHope Base」の特徴
リホープベイスは、オンラインコミュニティ「ソーシャルスタートアップ・アカデミー」の会員向けサービスの一環として運営されます。具体的には、社会問題を解決するための起業を目指す人々を支援するため、様々なプログラムが用意されています。主な内容としては、創業に向けた講座や講演会、交流会を開催し、約80本の教材を提供します。さらに、事業の再生やビジネスモデルの構築、広報や財務の専門家によるバックオフィス機能のサポート、さらには資金調達までの一貫した支援が行われます。
この会費は通常月額29,000円ですが、2026年3月までに申し込むと、「起業応援キャンペーン」を利用して永続的に月額9,800円になるという特典があります。リホープベイスは、一般向けの時間貸しや住所貸しは行わず、限られたコミュニティに特化したサービスを提供します。
代表からのメッセージ
代表取締役の竹内力也氏は、「社会課題に対する問題意識や解決に向けたアイデアを持つ方々が、早く事業化できるよう努力をします」と述べています。また、同氏は「仲間との出会いが化学反応を起こし、より多くの人々に影響を与えることができる場にしたい」と語っています。さらに、優れたビジネスモデルに対しては資金提供も行う意向です。
さらなる展開
竹内氏は「リホープベイス」の2号店も計画中で、全国展開を視野に入れていると明かしました。この新たな拠点が日本中の社会課題の解決に向けて、どのような変化をもたらすのか、今後の動向が期待されます。この新しいコワーキングスペースは、熱意ある起業家たちが集う場として、名古屋における社会的な影響力を高めることが期待されています。