ヤングライフプロポーサルが事業継続力強化計画の認定を取得
愛知県名古屋市に本社を構える株式会社ヤングライフプロポーサル(YLP)は、20年以上にわたり独自のチームでインフラシステムの開発を行ってきました。最近、同社が中小企業庁の「事業継続力強化計画(BCP認定制度)」の認定を受けたことが発表され、さらに地域社会への貢献を深める新たな一歩を踏み出しました。
BCP認定取得の背景
この認定に至るまでの背後には、2011年の東日本大震災が大きく影響しています。YLPは、震災を受けて「事業の継続性」と「社員の安全確保」の重要性を認識し、BCPの整備に取り組んできました。当時、名古屋でも大きな揺れを感じ、多くの社員が外出中に連絡が取れなくなるなど、緊急時における対応の重要性が痛感されたのです。
認定取得の目的と重点課題
今回の認定を受けて、YLPは以下の3つの重点課題を設定しました。
1. 人命の安全確保
2. 緊急時体制の構築
3. 情報の正確な把握と共有
これらの課題に取り組むことで、YLPは非常時においても顧客に安心してITサービスを提供し、地域の復興に貢献する体制を整えていきます。
具体的な対策・取り組み
YLPでは、次のような具体的な対策に取り組みます。
- - 自然災害発生時における人員体制の強化
- - 事業継続に必要な設備や機器の調達
- - 事業活動を維持するための資金調達手段の確保
- - 重要情報を保護するための施策の実施
これらの取り組みを通じて、YLPは安定したサービスを提供するとともに、地域との協力を強化していきます。また、定期的な計画の見直しや、外部機関からの評価を活用して、BCPを実効性のあるものにしていくことを目指します。
事業継続力強化計画とは
「事業継続力強化計画」とは、中小企業庁が推進する制度であり、緊急事態に備えて中小企業が事前に策定した計画が認定されるものです。この認定を受けることで、企業は計画的にリスクを軽減し、復旧力を向上させることが可能です。YLPは今回の認定取得を通じて、顧客や取引先からの信頼性を高め、事業の持続可能性を担保することを目指しています。
会社概要
- - 社名: 株式会社ヤングライフプロポーサル
- - 設立: 2004年7月6日
- - 代表者: 葛山晃守
- - 事業内容:
- 情報ネットワークシステムの企画・提案・構築
- サーバ(Windows、Linux)の設計・構築・保守
- クラウドサービスの提案・構築・保守
- Wi-Fiソリューションの提案・構築・保守
- Webアプリケーション及びシステム開発・保守
YLPの取り組みは、地域と共に成長し、持続可能な未来を築くための重要なステップです。今後も企業としての責任を果たしつつ、地域社会に貢献していく姿勢を大切にしていくことでしょう。